四人目
BROTHER
六話
[8]前話 [2]次話
狩人と付き合いの長い人間は、それからをこう語っておる。
赤毛は……
本当にやつが好きなんだよ。
まあ、親みてえなもんだからな……
いっつもくっついて歩いてたさ。
村の奴らは反対してたが何をするって事もないし……
赤毛は本当、龍とは思えねえくらい…
俺達にもよ。
顔をすりすりしてきてなあ……はは…
赤毛を嫌いなやつなんかよ、正直いなかったよ。
でもな…
あの事件以来、村の人間はよお……
コロッと態度が変わってしまってな。
家族殺られた奴らは…もう…
まるで…
赤毛が殺したような…
そんな感じだったよ…
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2024 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除