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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter38「理想と真実の物語〜負債は道連れと共に」
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、移動制限を解除する事が可能だ。
しかし、周囲のルドガーの事情を知らない者は、移動制限がかけられている事を聞いただけで、根も葉もない話しを始め、ルドガーに軽蔑の視線を送っていた。

『まったく何をやらかしたんだか』
『まだ若いのに、人生詰んでるな』

隠すことなく堂々とルドガーの耳に入る様、駅員達は心ないことを話しながら業務に戻っていく。ノヴァのどーにかなるという軽い一言は案の定気休めにもなる事はなく、むしろ自分に課せられた重荷による重圧と、返済の先が見える事のない多額の債務により希望を失いかけそうになる。
エルを守る為に取った選択は、予想以上の険しい道のりだった。

だがルドガーにはまだ希望があった。

『ばーか!なんにも知らないクセに!』
『ナ゛ァァァ!』

改札受付に消えた、駅員にエルとルルがルドガーを庇う言葉を投げつける。

『……いこ、ルドガー!』
『町で仕事を探してみようよ』

それは他人からすれば何の価値のないものかもしれない。
でも今のルドガーにはそれが確かなる道を照らしてくれる希望の光であった。


それを支えに、ルドガーはこの借金地獄から抜け出すため、新たな一歩を踏み出した。



---オマケフェイスチャット---

「借金返済」


ジュード『キレイだけど……ただの貝殻だね』
エル『ダメかぁ……見つけるのに、一日もかかったのに……』

借金に悩むルドガーに、以前時間をかけて見つけた貝殻で借金返済に当てようと子供ながらに考えたエル。その行為にルドガーは素直に嬉しく思っていた。

ルドガー『ノヴァは友達だ。なんとかなるさ』
エル『なんとかしてくれるかなー?あのノヴァって人。ルドガーのドーキューセーで、トクベツな関係じゃないんでしょ?』
ルドガー『なっ!?』

はやて「……殺……」
なのは「あの……はやてちゃん?」
フェイト「……い、今、殺って口から出てなかった?」
シャマル「お、お二人とも〜!触らぬ神に祟り無しですよー!」
リイン「リ、リイン達は夢が覚めたら、はやてちゃんを止めなきゃいけませねー…ア、アハハハですよー」


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