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所謂従軍慰安婦なるもの
第七章
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 戦地なら余計にです、そもそも日本軍の軍規軍律の厳格さは何度申し上げても足りません、鋼鉄の如きものでした。
 不心得者はいたでしょう、しかしソ連軍、『平和勢力の軍隊』なぞとは比較になりません。このことも何度も述べさせて頂きます。
 しかし以上のことはこの時の日本政府の検証では間違いなくY・S氏やT・K弁護士、A新聞の報道の様なことはなかったことは明らかになった筈です。ですが。
 これを当時の官房長官である河野洋平氏の談話では否定されていました、ここで慰安婦は強制されたとなってここから今に至っています、これは慰安婦の問題をこれ以上こじれさせたくないという日本政府の政治的判断があったとの指摘がありますが。
 この政治判断は結果として大失敗に至りました、日本の左翼勢力はここぞとばかりに一斉にこの件で日本政府に攻撃を仕掛け彼等の行動の大義名分としました、その活動の大きな糧となり韓国側とも保庁を合わせ長い間続いています。韓国政府も日本政府との密約はあったとのことですが。
 その密約も全て反故にされたと言っていいでしょう、実際に今韓国政府はこのことで日本政府を攻撃し続けています、この明らかにおかしな話で。
 結果として従軍慰安婦の問題は日韓双方に最早修復は相当、下手をすれば不可能ではないかというレベルにまで深刻な楔を打ち込んでいます、ですが。
 その発端と問題の経緯はここで申し上げた通りです、明らかにおかしいのです。検証すればする程おかしな話であることがわかります。ですが何故か歴史学者の多くは当時それこそ九十年代に慰安婦はなかったのではないかという指摘は非常に少なかったとのことです。それどころかあったと主張する近現代を専門とする歴史家が多かったとのことです。これはどういうことなのでしょうか。
 実はこのことには答えがあります、当時の我が国の歴史学界は非常に左翼勢力が強かったです、マルクス主義史観がソ連崩壊後も根強く生き残っていました。
 しかもこの慰安婦の強制性を言ったのは左翼勢力です、彼等は自分達のイデオロギーに基づいて歴史の研究を行っていたのです。このことは終戦直後の『世界』という雑誌やA新聞、週刊金曜日、朝日ジャーナルのバックナンバーだけでなく歴史学や経済学、教育者の主張を御覧になられるとよくわかることだと思います。戦後の日本の知識人達の中にどれだけマルクス主義が強くしかもそこからかなり偏向した学問が行われてきたのか。
 当時の左翼勢力はとかく戦前の日本、特に軍を批判していました。戦前の日本が悪でないとその後の彼等は善にならないのです。過去が悪でなければ革命は善とはなりません。つまり彼等が善である為には戦前の日本、特に軍は悪でなくてはならなかったのです。 
 その日本軍に関することです、まともに検証される方がおかしいでしょう。A新聞の花形記者
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