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神の子は世界を巡る《緋弾編》
〜第1部『原作前』〜
第U章 イ・ウー
第011弾 「報酬」
[前書き]

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「さあ、行こう理子ちゃん」

そう言い理子に手を差し伸べる。

「うん、ありがとう」

理子はうなずき俺の手を掴むが、監禁生活で手足が弱っていたのかよろけてしまう。

「だいじょぶか?」

とりあえず、理子を座標移動で俺の手元に転移しお姫様抱っこをする。

「わっ!?」///

理子は俺の腕の中で転移に驚きつつ、お姫様抱っこに照れていた。

「さ、行くよ」

いちよ理子に断りを入れ、来た道をもどって行く。
地下牢を出て、ヒルダをバラした場所に通り掛かった瞬間、明確な違和感が生じた。

いや、違和感なんて言う不明確なものでは無く、もっと明確なモノ。ナイフで解体したはずのヒルダの死体が無くなり血だけが、豪華なカ−ペットに滲んでいた。
シカシソノ違和感にキズクノハ、オソスギタ。

−−−−グシャ

俺の胸、より正確に言うなら心臓から豪奢な槍が生えていた。

ドクっ−−ドクっ−−と生暖かい液体が俺の中から溢れ出し、意識が飛びかかる。
いや、ソレダケナラバヨカッタ。
自分だけが死ぬならソレは自分のミスだ、誰も怨めない、だが、ダガ、オレガ今、コノ手で抱いているコノコはベツダ。

豪奢な槍は俺の体だけでは飽き足らず、助けたばかりの、か弱い命すら−−−カリトッテイタ。

「−−地に這う虫風情がこのワタクシに仇名すからよ。さようならゴキブリさん」

最後に美しい声だけが聞こえ、俺の意識は深い闇の中に沈んでイッタ。


    −−− Bad end 1 −−−





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