第三十六話 神都
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性と言いました」
「本当に?」
「神に誓っても構いません。それに貴方の妻になってもう2年ではありませんか?」
「い、いやそうだけど・・・」
「まさか私はそういう対象では見てなかったのですか?」
見てたとも見てなかったともいえない。
確かに着飾った姿を見て綺麗だなと思った事は何度かあるが恋愛など自分ができるはずがないと思い込んでいた。
「い、いや。そ、そういう意味では。その、ほらだって・・・俺たちの結婚は父上達が勝手に決めたことじゃないか?」
「だったら夫を愛してはだめなのですか?」
「あ、そういう意味では、その、え〜っと・・・・・」
あまりの気恥ずかしさにセアの顔は真っ赤になり、頭から煙が出ている。
「セア、その大丈夫ですか・・・?」
「ふぇっ?・・・・・・」
その後セアの頭は限界を迎え、気を失った。
セアは後にも先にも精神的な理由で倒れたのはあれだけだったなと微かに微笑んだ。
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