暁 〜小説投稿サイト〜
専守防衛
第三章
[2/2]

[8]前話 [9] 最初
のだった、その彼等を見てだった。
 国民達もだ、口々に言う。
「ああいう軍隊、軍隊じゃないっていうことになってるけれどな」
「それでも頼りになるよな」
「ああした軍隊こそ専守防衛、国民の軍隊だよ」
「いい軍隊だよ」
「全くだよな」
 こう言う彼等だった、彼等はわかっていたのだ。
 自衛隊とは何か、そのことは二度の震災でわかった。そして今度も。
 オリンピックが決まったがそれについてもだった。
「自衛隊も協力してくれるんだな」
「それじゃあ安心だな」
「自衛隊も協力してくれるんなら鬼に金棒だな」
「ああ、これは頼りになるよ」
「本当にな」
 このことでも頼りにされる彼等だった、専守防衛の自衛隊は今日も国民の為に頑張ってくれる、その背に熱い信頼を受けつつ。


専守防衛   完


                         2013・9・19
[8]前話 [9] 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ