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インフィニット・ストラトスの世界に生まれて
眼鏡っ娘は何座の女?
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れは暗に、俺の覚えが悪いと言っているのか?

「それから――先生の将来もかかってますから、ベインズくん頑張ってくださいね」

ん? 先生の将来と俺との関連性がみえん。
山田先生の将来とは教育者としての立場だろうか? それともまさか、俺の事で織斑先生あたりと賭けをしているのではあるまいな。
それは教育者としてどうかと思うぞ。

「ベインズくん、そろそろ始めますよ」

山田先生の声が聞こえる。
俺は立ち上がると身体についている埃を手で払い、もう一頑張りしますかと自分に気合いを入れていた。

補習が終わった俺は、全身が鉛にでもなった様な身体でようやく自分の部屋に戻ってくる。
年頃の男子の無尽蔵とも思える体力は、ここ数日の補習のおかげで限界はとっくの昔に過ぎ去っていた。
今日は晩飯を食べる気すらおきない。
俺は部屋に入ると、まっすぐベッドに向い、そのまま倒れ込むように身体を投げ出した。
今は起きているのも辛く感じ、俺は目蓋を閉じる。
すると、羊を数える間もなく俺は夢の世界へ誘われた。

次の日の朝。
目を覚ますと俺の身体は熱に浮かされていた。
どうやら風邪でも引いたのかもしれない。
身体を動かすことすら儘ならず、このままじゃヤバイと感じた俺は、とりあえず助けを呼ぶ事にした。
しばらくして部屋にやってきた人物は、俺の顔を見るなり駆け寄ってきて俺の額に手をのせる。
熱があるのか確認したのだろうその後に、持ってきた体温計を俺の脇の下に突っ込む。
一分ほど時間が経つと、体温計のピピピという電子音が計測終了を知らせてくる。
俺の脇の下から徐に体温計を抜き取った人物は、表示された数字を確認すると、はぁとため息を吐く。

「もう、熱が四十度もあるじゃないですか」

山田先生の言葉で俺は現状を把握した。
そんなに熱があったのか、どおりでやたらと身体がダルいはずだ。
それにしても一夏に助けを求めたんだが、なぜか山田先生がここにいる。 俺が考えるに、今日は平日だから一夏のヤツが織斑先生に相談したのかもしれん。
相談された織斑先生も俺のために授業に穴を開けるわけにもいかず、代わりに山田先生を俺の所に寄越したのだろう。
まだ制服のままだった俺を無理やり着替えをさせた山田先生は、

「薬と食事を持ってきますから、そこで大人しく寝てて下さいね」

そう言って山田先生は部屋を出て行った。

山田先生が持ってきた食事だがまったく食欲が湧かない。
胃に何も入ってないと薬も飲めない。
何も食べれないならぶっとい注射をお尻に打ってもらうなどと、まるで子供に言いそうな事を山田先生が言うので、俺は食べ物を無
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