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鉄槌と清風
9部分:9:立場と弾丸
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の箱にはいってなきゃ、そう思ってたと思うぞ」

 「あぁ、地球では質量兵器が使われてるんだったな」

 「そうね、とはいえ管理外世界だから此方からは手を出せないわね」

 「とりあえず、カートリッジの使い方と準備方法、どっちも一緒にやっちゃおうよ、クロノ君」

 「そうだな、訓練室でいいだろう、いこう」

 「頑張って頂戴ね、良彦君」
 
 「はい、がんばります」

 艦長室を出て、思わず

 「なぁ、なのは…リンディさんて、14の息子がいるんだよな?」

 「そうだね、クロノが14歳だから」

 「桃子さんも若いけど、あの人も若いなぁ」

 「にゃはは、たしかにそうかもね」

 などと、のんきな会話をしながら、訓練室へ。
 カートリッジへの魔力の込め方、カートリッジの使用訓練を行ったのだが…『貫き』は危険だった、上がった魔力分速度もあがり、訓練室の壁に衝突したのだ…

 「カートリッジ使って『貫き』はもうしねぇ」

 とは、壁に打ち付けられ戻ってきた良彦の一言だった。

 また、カートリッジは使用後、吐出するのだが…予備がないため、排出はやめて、後で抜き取り、入れ替える、という手間のかかる方法になった事も付け加える。
 管理局のカートリッジは、規格外で使えなかったかららしい…どうやら、形式が古く、聖王教会辺りじゃないと無いだろうといわれた。
 
 「で、聖王教会って、なんだ?」

 だが、それを聞くには時間切れ…前回の反省を踏まえ、0時前にはなのはと一緒家に帰ったのであった。、
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今回はアースラメインスタッフが一応登場…クロノはあんまり会話はなかったものの、一寸通じ合いました。

次回は、はやての家への及ばれ予定です。

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