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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ア・ク・マ?・・・・来たりてぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!
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ほどに、だ。その指揮官であるはやても同様だ。

「んー、なんやそこまで持ち上げられんのも複雑やけどなぁ。それに、ゆりかごに関してはシャルちゃんとルシル君のおかげでもあるし。スカリエッティを逮捕したんはフェイトちゃんやシャッハにロッサのおかげ。実際、私は何もしてへんことになる。少し肩身が狭いっていうか・・・」

頭を掻きながら言葉通りに複雑な表情を浮かべるはやて。

「そんなことはないと思うけど・・・」

「ああ。相応な評価だと私は思うぞ、はやて。はやて自身はこの部隊の設立し、そして指揮官としての評価もあるからな。堂々と胸を張れるような功績を上げているのは確かだ」

フェイトの隣に座って、向かいに座るヴィヴィオの頬に付いたケチャップを拭っているルシルがそう称賛した。それは私も同感。はやては十分功績を叩き出しているって思うよ。

「そうだよ、はやて」

「私もそう思うよ、はやてちゃん」

「フェイトちゃん、なのはちゃん。うん、おおきにな」

「それはそうとはやて。さっきの食事会についての話だが。もうすぐ六課の隊舎が直るのだから、そこでその食事会をすればいいんじゃないか?」

話題を元に戻したルシルがはやてにそう訊ねる。ルシルの言う通り、襲撃されて壊された隊舎もあと数日で直るところまでいっている。

「確かになぁ。そやけどな、みんなも知っとると思うんやけど、アースラは私らが降りたらそのまま廃艦の工程一直線や」

「「「「あ」」」」

私、なのは、フェイト、ルシルの間抜けな声がダブる。そうだ。このアースラは廃艦作業に移される直前に、仮の本部として流用したんだ。隊舎が直れば、アースラはお役御免となって・・・。

「廃艦作業に移される前に、長年お世話になったこのアースラで最後の楽しいパーティでも・・・って思うたんよ」

はやてが寂しそうに話す。それを聞いた私たちも気持ちが少し沈む。アースラ。思えば私やルシルもすごくお世話になった大切な存在だ。

「そう、だね。うん! 私はそれに賛成だよ!」

「はやて、私も賛成!」

「そうだな。今までたくさん世話になったアースラだ。最後は派手に楽しんで、良い思い出を残すも良いだろう」

「よし! 何でも言って、はやて! 私とルシルも全力で料理とか手伝うから!」

もちろん、ルシルと私も大賛成。何かやることがあれば何だってやろう。私だってルシルに鍛えられたから料理はそれなりに出来る。

「ありがとうな、みんな!」

そしてヴィヴィオは終始オムライスを頬張っていた。

・―・―・―・―・

「――それでは、かんぱーい!」

[かんぱーい!]

機動六課の部隊長はやてが音頭をとり、ここに集まった隊員たちがコップを一斉に掲げ応えた。楽しい時
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