暁 〜小説投稿サイト〜
ワールドオブデッド
闘争し満身創痍する人々
[1/3]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
紅と空は自宅にある武器を車に積み込んで車で仁達の元に向かった。
家から仁達の家まで車で約15分位か 考えても仕方ない、
「空にぃ行こう!GO!」
「了解」
空はナマ返事を返した。
俺達は進み出した死者と狂った人間の群れの中に!
「えぐいな!コレは!」
と言う空の声で外を見る紅、
辺りは一面死者だらけまぁ拳銃が効かない時点で生きてる人間が居る訳も無く死んだか変異しているのだろう!
紅はそんな冷静な考えをしていたがコレは普通に地獄絵図だった。
「着いたぞ!」
その空の声にはっとした紅は内心集中し過ぎていた事に反省しながら車を出ようとした。
「行こう!」
「了解 ほら!」
空は返事の後すぐに今にも扉を開けようとしている弟に投げ渡した。

投げられた物を理解出来ずに慌てながら受け取る。
「デザートウォーリアだ!」
「あぁ ありがとう」
武器も無しに出ようとしていた自分を恥ずかしく思う紅であった。
「行くぞ!」
「OK」
電話をしながら俺達は仁達の元に向かう、先には無数の変異生命体がいるそんな事は十分承知していた二人は立ちはだかる敵を何の躊躇もなく一発で確実に仕留め前へ進んで行きたどりついた!
109号室と書かれた血の付いた表札の下にあるインターホンを押す。
「此処に仁と勇太朗がいる」
ピンポーン
扉の奥からドタドタと近づく足音が聞こえる。
ガチャ
「コレなんだよ!」
「いいから来い!」
っと言って紅は仁の手を引く。
「おい」
無理やりに近い勢いで車に戻り説明し始める紅、
「確認しておくが親が生きてるとは思わない方が良いぞ!」
「そんなん分かってる!死んでる確率が高いんだろ」
仁は紅や空ほど変わってはいないがそれでもそこそこ変わり者として知られていた。
「あぁ!そうだ」
仁達は窓の外を見ていた。
「うっ」
外は仁達にはいや普通の人からすれば目も当てられない状態のはずなのにも関わらず紅は外を眺めていた。
  すると、
「オイオイマジかよ!」
その声に全員が驚く!
「どうしたん?」
「前を見ろ!」
全員前を向くとそこには!
「デケェ!」
モールの入り口を塞ぐ馬鹿デカい壁のような変異生命体がそこにはいた。
「道路とかにいたのとは比べ物にならない化物だ!」
「とりあえずバック早く!GO!GO!」
そう言った紅の合図とともに空は急速方向転換を開始した。
「おう!」
そのバックしようとした瞬間でかぶつはこっちに全力疾走してきだした。
「追いかけて来てますよ!空さん」
「分かってる」
ガチャ
扉が開く音と共に紅は身を乗り出しハンドガンを構えだした。
「おい!何する気だよ笹氣!」
パン パン パン
その銃声が聞こえると共に鈍いめり込むような音がした。
「固い!」

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ