暁 〜小説投稿サイト〜
混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
破壊の歯車
[2/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
撃などを屈折させるリフレクターだ!!!」

エルザさんがそう言う。

「成程・・・それに、さっきから禍々しい魔力が感じるぜ!!!」

「私も感じるよ!」

「ええ。途方にもなく禍々しい魔力・・・・・・。」

俺の言葉にウェンディとシャルルがそう言う。

「無限時計は魔導士が己の刻印を刻む事により、所有者を確定する。」

ミッドナイトはそう言い、一瞬で無限時計の上に座っていた。

「よって今この瞬間、かの時計は我らの所有物となった。」

ミッドナイトの言葉と同時に『ゴーン』っと時計が鳴りだした。

「良き音色な事。」

エンジェルがそう言う。

「っ!!」

「ちょっと!!いきなり出て来て、横取りなんて卑怯じゃない!!」

ルーシィさんがそう言う。

「聞える、テメエ等の憤りが・・・。混乱しているな。」

「ふふ、笑えぬ。」

「我ら闇の者には、触れる事さえも許されぬこの時計。
 故にお前達に集めさせた!」

「てな訳ででございました!!!」

奴等はそう言う。

「っ、おのれ・・・!」

「利用、されてた・・・。そんな・・・・・・それじゃあ、お父さんは一体・・・
 何のために・・・?」

ルーシィさんは戸惑っていた。

「何だか背中がぞくぞくする。怖いよあいつ等!」

ハッピーがそう言う。

「奴等から感じる魔力・・・」

「以前とはケタが違うな。」

7年も経てばそうなるでしょうね・・・。

「知った事か!!」

「俺らの手の中で踊れた事、光栄に思え。」

「やかましい!!!」

ナツさんは火竜の咆哮を奴等に向かって、放った。しかし・・・!


シュン!ギュィン、ドーーーーーーン!!


ローブで身を包んでいる男がナツさんの炎を防いだのだった。

「ナツの炎が散らされた!?」

「あれは・・・」

「風の魔法!?」

「風・・・そんな穏やかなモノではない。嵐だ、嵐が来る。」

ローブで身を包んでいる男はそう言う。

「ねえ、あの顔、あの声・・・もしかして・・・!」

「お前は・・・!」

「あ、ご明察ぅ〜!あの方は元鉄の森(アイゼンヴァルト)・・・
 エリゴール様に確・定・だぁ!!!!」

「俺の名はグリムリーパーだ。」

「エリゴール!?」

「こいつが!!?」

「お前・・・その姿・・・!」

「知っているんですか?」

俺はナツさん達に尋ねた。

「前に戦った事があんだよ!」

ナツさんがそう言う。

「人って変わるものだね・・・。」

ハッピーがそう言う。前は違う姿だったのか?

「何でもいい!ぶん殴ってやるから、降りてきやがれ!!
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ