暁 〜小説投稿サイト〜
貯蔵能力を持つ赤龍帝
レーティングゲームと解説
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
る。

「っ、喰らえ!!」

纏っていた黒炎が『世界』を焼く。

「っぐ、おのれぇ、このギャスパーにダメージを与えるだとォ!!」
「ふ、貴様は勘違いしているようだな。お前が格上じゃない。俺の方が格上だ」
「ありえんなぁ!!この程度でこのギャスパーが倒れると思ったかァ!!『世界』時よ停まれぇ!!」

あ、やっちったな。

「グレモリー眷属僧侶、ルール違反により失格」
「何ぃぃぃ!?」

叫びながら失格した。

「やっぱり、ギャスパーはルールを聞いて無かったな」
「何故、そのようなことが予想できたんですか?」
「あいつは慢心していた。それだけだ」

そこまで真似しなくてもいいだろうに。
ほぼノーダメージでしかも時間もあまり掛からずギャスパーを倒した。

「あとはグレモリーが隙をつけるかか、匙の到着まで時間をシトリーが稼げるか。それがこの試合の要だな」
「では、到着までに決めないとグレモリーは負けるということですか?」
「いや、それよりも早く決める方法がある」
「それは・・・・」
「それは・・・・・」

匙がそれをやろうとしている。

「邪王炎殺黒龍波!!」

匙が黒龍波を喰らい黒炎を纏う。

「邪王炎殺黒龍破ッ!!」

黒龍破が壁を破砕しグレモリーへ喰らいつく。

「きゃぁぁぁぁ」
「シトリー眷属兵士、ルール違反により失格。グレモリー王、投了を確認。ソーナ・シトリーさまの勝利です」

会場が歓声に包まれた。

「ルール違反が多いゲームでしたね」
「エース全員がルール違反をするゲームなんて初めてじゃありませんか?」
「そうなんですか?俺、転生悪魔なのであまり知らないんですよ」
「あら、そうなのですか」
「ええ、最近上級悪魔になったばかりです」
「では、眷属は揃って居ないでしょう」
「ええ、二人しかいません」
「では、レーティングゲームどうするおつもりで?」
「それは内緒です」
「それは残念です。では、次回をお楽しみに」
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ