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SAO二次創作者と、二次主人公ズの、やりたい放題桃太郎
第五章 強襲作戦 前編
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さて、それでは四人はあちらの雑兵の殆どを片付け、ガレオン船の停泊する場所の近くへとやってきました。

りょう「どれ……んじゃ入りますか」
まさき「そうだな」
まさきの背後から、えみは透明のまま付いてきます。
人を透明にすると言うふしぎな効果を持ったこのマントは一度被ると、外してしまうとその効果が失せてしまうのです。

りょう「さてと……親玉が出てくる気配もねーし……こっちから探すべきかね」
りくや「うーん、どうする?かたまって行く?」
りん「どちらでもいいぞ、俺は」
りんの言葉に、隣のまさきも同意するように頷きます。りくやがりょうを見ると、りょうは少し考えてから言いました。

りょう「いや……散るべ。その方が早そうだ」
まさき「なら、それぞれの行き先はどうする?」
りん「まあ……それは適当に」
りょう「俺は船の下部入るわ。お前らはお好きに」
言いながら、りょうはのんびりとした様子で歩いていきます

りん「まあ、撤退経路は確保しておいてやる」
りょう「おう、よろしく」
言いながら、りんは甲板で警戒を行うと言って上がって行きます。

りくや「なら援軍くるかもしんないし俺外行く」
まさき「となると、俺は残った中層だな」
そう言って、其々のメンバーは各方向へと散って行きました。

────

鳩麦「さて、此処からは僕がお相手します。初めっから展開が決まってちゃ面白味もあるまい?」
蕾姫「ほう」
レオニス「具体的にどうするんです?」
鳩麦「まぁキャラの動きを描写するのは何時も通りで、但し敵キャラの動きは俺が描写する。其れを交互にやる」
涙カノ「成程。えっと、じゃあまたりんくんから?」
鳩麦「あぁ、その前に番号選んでね〜、あみだくじで順番と相手決めるから」

作者くじ引き中……

鳩麦「では最初の戦闘はりくやからでーす」
涙カノ「orz」
鳩麦「それでは、開始!」

────

説明の通り、以降の戦闘は鳩麦と、「戦闘を行う主人公の作者」によって構成された戦闘と成ります。
具体的には、其々のキャラの描写を交互に行い、敵キャラを鳩麦が。主人公をその担当作者が評者する事で、より予定調和に成りにくい戦闘を楽しむと言う物です。
その為、台詞毎に描写の手法が変わる事が多くありますが、其れに関しては二人の作者が闘っていると言う証明として受け取っていただければ幸いです。
では、どうぞ。

────

【りくや】

ではりくやは周囲を見渡しながら、注意深く森の中を歩いていきます。
夜の森と言うのは想像以上に暗いのだなと、りくやはなんとなしにそんな事を思った。
周囲の草木の影に見えない死角が多く、予想以上に緊張感がある。
まして、護衛対象が近くに居るとなるとなおさら……

ゆか
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