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SDガンダムGジェネレーション・オーバーワールド 明日無き未来へ
第3-2 ソレスタルビーイング再び
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りが見えなくなった。

「これより、撤退する!退くぞ!」
「我々は、残ります!少佐だけでも撤退してください!」
「・・・了解した。すまない!」
「「「星の屑成就のために!!!ジークジオン!!」」」

ガトーは、煙幕の中を掻い潜り撤退していった。
煙幕が晴れた頃には2号機の姿はなく残ったのは殿としてのドム・ドローペンのみだった。

「ッ!?基地内に反応!MSです!」
「何だと!?」

アルビオンのオペレーターがMSの反応をキャッチした。新たな勢力は、アルビオンの近くに出現していた。黒を主としたMSが数機に展開していて真ん中に赤色のMAが立っていた。

「何だ!?あの部隊は!」
「データ無し!恐らく、異世界の勢力かと思われます!」
「ウラキを直ぐに呼び戻せ!」



「へッへへへへ!楽しくなってきたじゃねえか!」

赤色のMAのパイロット。アリー・アル・サーシェスは、高揚していた。戦争屋の彼にとって好都合な世界となっている今、楽しまずにはいられなかった。

「連邦秘蔵の核がジオン残党に機体ごと奪われる・・・!しかも相手は、ソロモンの悪夢ガトーと来た!こりゃ戦争になるぜぇ!そりゃトンデモねぇ規模のなぁ!」
「な・・・何を!?」
「さぁてと、どいつから切り刻んでやろうか!こちとらボーナスが懸かってんだ!」

サーシェスは、目の前に待機していたアルビオンに目をつける。どうやら、アルビオンを狙いに定めたようであった。

「あの声・・・!?ま・・・まさか!?」

刹那は、サーシェスの声を聞くと動揺してしまった。彼の声で刹那にとって忌まわしき記憶が脳裏に浮かんでしまった。そして、その原因を作った者の顔が鮮明に浮かび上がる。

「その声は・・・アリー・アル・サーシェス!?」
「ん?あのガンダムは・・・!?」
「アリー・アル・サーシェス!アンタの戦いはあの時のアザディスタンから、終わってないのか!?」
「成る程そうかい!パイロットは、クルジスの・・・!まさかな、あん時のガキがガンダムに乗ってるとは!」
「クルジスは・・・滅んだ!アンタはなぜここにいる!?アンタの神はどこにいる!?応えろッ!!」
「そんな義理はねぇな!勿体ないからその機体・・・俺によこせよ!いただくぜぇ・・・ガンダム!!!」

戦闘が再開されようとするとキャリーベースのレーダーにある反応が観測される。それは、シークレットユニットの反応であった。

「このカプルだってちきんと戦力になるんだから!足りない分は気合いでカバーよ!!!」

現れたのはまるでハロに手足を付けたようなMSであった。しかし、現れたのがアルビオンとコウ達の間に現れたため接触は、避けられなかった。

「チッ!厄介な所に・・・」
「こっちには、ジオン兵も
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