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『ポケスペの世界へ』
第十七話
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びらのまい”をしてウリムーを攻めてポポッコに交代して”しびれごな”をする。

 ウリムーは”はなびらのまい”を避けて、ポポッコに”こなゆき”で攻める。

 そして”こうごうせい”でポポッコの体力が回復するが、”はなびらのまい”の壁が凍って、ポポッコもやられていた。

『な、何が起こったのか分かりませんッ!! しかし、この段階でエリカさんのポポッコは戦闘不能ですッ!! 勝者はヤナギさんですッ!!』

 ………負けてもうたな。

「ま、後で元気づけてやるか」

 俺はそう呟く。

「凄い試合だったわねゴールド」

「あぁ」

 隣ではゴールドとクリスが話している。

「仮面の男もあのジジィくらいスゲー力を持ったヤツだったぜ。しかも『氷』タイプの使い手のな……」

「何か関係があるって思っているのゴールド?  今、試合をしたチョウジジムリーダーヤナギ老人と? でも、資料によると全ジムリーダーの中で一番お年寄りだわ。私はあんなちっちゃなおじいさんが悪の首領「仮面の男」だなんて思えないけど……」

「まぁ、あのジジィの実力だけがスゲーわけ じゃねぇからな」

 その時、ゴールドのエイパムが何かを見つけた。

「とは言え、あのジジィは要注意だ………ん? どうしたエーたろう?」

 エイパムがゴールドに何かを伝える。

「ッ!?」

 俺達が振り返ると、怪しげな人影が見えた。

「待ちやがれェッ!!」

「ゴ、ゴールドッ!!」

 ゴールドが勢いよく走り出して、クリスも慌ててゴールドに続く。

「クリスはゴールドについていけッ!! ロケット団の陽動作戦かもしれんッ!!」

「分かりましたッ!! そちらは任せま すッ!!」

 二人は逃げる人影を追い掛けていった。

 さぁて、いよいよ始まるか。

 そういやここら辺の話しは記憶が曖昧としているな。

「ま、ええか………」

 俺は観客席の前の方に向かった。







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