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Angel Beats! the after story
TK 〜Opening in the dead world〜
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ターを構い始めた2人を見て、僕も準備運動をやめ、教室の中央にいる日向くんの横に並ぶ。
「こっちは、準備できた。日向たちは?」
「準備万端、気合満タンだ」
「じゃあ、ひさ子打ち合わせ通りするぞ」
「おう」
岩沢さんたちが弾き始めようとする直前に、何故かあの時言われた、僕の大切な言葉を…次は、僕が言う番だ…そして口を開く。

「Come on let's dance」
僕の…憧れた親友との出会いの言葉……今、僕がそう聞かれたら迷わずに、こういうだろう。
「OK let's dance!」








「TK、言ったことを覚えているな?」
「もちろん。外国人っぽくハイテンションで英語ですね」

結局ダンスは僕の圧倒的な勝ちだったが、途中からは、勝負を忘れて楽しんでいた。日向くんはそんな力を持っていると思う。最初から戦線に入るつもりだったが、日向くんとのダンスを通して、ますます入りたくなった。
入ると言ったときの日向くんは、嬉しかったらしくハシャイでいた。ひさ子さんには白い目で見られていたが、岩沢さんは何もなくそのまま弾き続けていた。

戦線に入るにあたって、日向くんからこう言われた。
『できる限り、外国人感をだしてけ。そのままでも十分いいんだが、ゆりっぺのことだ、もっと上をいかなきゃ、俺が怒られる』
『分かりましたけど、僕、最低限の英語しかできませんよ。かっこいい英語はちょっとしか知らないし…』
『大丈夫だ。俺が言うのはなんだが、あいつらはバカだ』
『わかりました!この京都男児、TK、頑張ります』
とそんな感じであった。

「準備はいいな?」
「はい!」
「いやいやいや、そこは外国人っぽく言おうぜ」
「あ、はい。おっとSorry」
「いきなりかよ!もう一度いくぞ」
「準備はいいな?」
「OK! Mr Hinata! Come on!」
「性格変わりすぎだが、まぁいいか。いくぜ!」
そういい、日向くんはドアノブを回す。
そして、僕は勢いよく飛び出す。

「Yoooooo!!!!!!!」



僕は、まだ見ぬ死んだ世界・戦線での生活を楽しむために……僕は、いつまでも……踊り続ける……



これが、僕の……Opening in the dead world







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