暁 〜小説投稿サイト〜
DQ4 導かれちゃった者達…(リュカ伝その3)
第6章:女の決意・男の勘違い
第22話:崩落注意……特に身内ッス!
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この旅で手を出しちゃったのは、以前から顔見知りのリューノだけ……あ、だからか!

今まで手を出さなかった知り合いにでも、環境や状況が変われば手を出す男として認識されてるんだな!
それは違うぞお前等! 俺にだって分別がある……いや、分別なら俺の方がある!
あのオッサンには自分ルールがあるだけだろ!

時折みんなにキアリーをかけながら、俺の立場について些か憤慨してると、大きく開けた空間に到着した。
今までは狭い鉱山の通路だったのだけど、禍々しい城がスッポリ入ってる空間に……この城がエスタークの城なんだろう。

さぁ……ここからが本番だろうな。

ウルフSIDE END



(アッテムト鉱山)
デスピサロSIDE

馬鹿な人間共が無計画に掘り進んだ坑道の所為で、我々は迷ってしまいエスタークの居る城へ到着するのが遅れてしまった。
金なんぞに目がくらみ、自ら死期を早める愚かな連中……
お陰でエスタークを発見する事が出来たが、人間という生き物は生かす価値が皆無な生き物だ。

とは言え、その人間共にロザリーが囚われているのも事実……
エビルプリーストが早々に見つけ出すのを期待するしかない。
ヤツは優秀で、常に忠実だから任せておいて安心できる。

出来ればロザリーを攫った人間共を、生かして俺の前に連れ帰ってほしいな。
俺の手で奴等のハラワタを引きずり出してやりたい……生きたままな!
エビルプリーストも残忍なところがあるし、ロザリーを攫った人間を生かしてるとは思えんが……残念だ、俺の楽しみが減るなぁ(笑)

さて……エスタークから発せられる邪気が大きく増した様だ。
どうやら目覚めたのだろう。
何と言ってデスパレスへ来させるか……他者に媚びるのは苦手なのだが、仕方ないか。

もう一つの問題は進化の秘法だ。
未完成のままバルザックも死に、黄金の腕輪に変わる触媒アイテムが見つからないまま、エスタークを迎え入れる事になってしまった。

エビルプリーストの提案を採用し、進化の秘法にセーフティーを施したが……
進化をさせ凶暴化したのに、我々のコントロールを受け付けなくなった時用に、あやかしの笛の音色を聞かせると崩れ去る様に改造した。
あとは、何と言ってヤツに進化の秘法を使用するか……だ!

そんな事を考えながらエスタークの城を進んでると、ヤツが封印されてる部屋へと辿り着く。
取り敢えずエスタークを連れて行くのが先決だし、その他の事は追々考える事にしよう。
最悪“二度と人間共に封印されなく措置です”と嘘を吐けば良いだろう。

「皆、エスターク様の御前だ。無礼の無いように注意せよ!」
俺は連れてきた部下達にそう指示し、エスタークの居る部屋へと入って行く。

デスピサロSIDE END


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