暁 〜小説投稿サイト〜
MS Operative Theory
軍編制
地球連邦軍の編制A
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
??地球軍と宇宙軍???二つの地球連邦軍??

 地球連邦軍は、最高幕僚会議の下に設けられた地上軍(地球軍)と宇宙軍の二つから構成されている。陸海空の三軍からなる地球軍と、独立軍である宇宙軍は管轄組織も地球軍省と宇宙軍省に分かれているが、両軍は地球連邦軍参謀本部、最高幕僚会議によって総括されている。

 このため大気圏内外で行われる戦闘では両軍が共同するほか、ペガサス級強襲揚陸艦の用に大気圏再突入能力を持つ宇宙艦が地球上で行動することもある。

 また、オデッサ戦で指揮を執ったレビル将軍や、宇宙軍から極東方面軍に転属となったシロー・アマダ少尉やテリー・サンダースJr.軍曹など、人員の行き来も多く見られた。


■地球軍

 陸海空の三軍を基本とし、この三軍から抽出した戦力で8つの方面軍を構成する(地球連邦構成国家の独自の軍組織は、地球連邦軍とは見做されないが、構成国家の政府が許可した場合、地球連邦軍に編入される)。

 RX-79[G](陸戦型ガンダム)の開発を主導した陸軍省や核軍の総司令部のように、三軍それぞれを統括する組織も存在する。当然、地球上での軍事行動や治安出動、災害救助などが主任務であり、旧世紀の軍隊と同じく軍務全般を担当している。


■宇宙軍

 スペースノイドが人口の大半を占める現在、地球連邦軍といえば宇宙軍のことを指していると言っても過言ではない。

 サイド3の独立運動の本格化に伴い、U.C.0050年代末期に編成されたと言われる宇宙軍は、ルナツーを拠点とし、各ラグランジュ・ポイント(サイドや小惑星基地)をはじめ、月面都市に駐留軍を置いているほか、独立機動軍と呼ばれる宇宙戦力を擁している。

 宇宙艦隊を中心とした艦隊が戦力の中心であり、60年代式軍備増強計画と70年代軍備増強計画によって、一年戦争開戦以前には戦艦及び巡洋戦艦92隻、巡洋艦473隻、その他戦闘艦艇620隻、補助艦艇1,340隻を配備していたとも言われる。

 一年戦争において艦艇のほとんどを喪失したが、戦後には地球軍と合わせて連邦軍再建計画の対象となり、戦力を回復している。



??地球連邦軍の機構??

 地球連邦軍の機構は、地球連邦首相の直下に置かれる連邦安全保障会議、その下に実務レベルの軍務を司る最高幕僚会議、地球連邦軍最高会議という序列が基本となっている。

 地球軍省は陸海空三軍をまとめてはいるが、陸軍省や海軍省のように各軍を統括する組織も存在している(これは「RX-79計画」を主導した陸軍省の存在からも明らかである)。

 宇宙軍と地球軍は同列ではあるが、艦隊の整備や宇宙基地の整備が必要となるため、宇宙軍のほうに多くの予算が割かれていたようである。



??地球連邦軍地球軍の組織
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ