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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
現れた偽物
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で?」

「なんだと!?貴様〜…!」

「ふふん♪さぁ、次で最後や!」

「並ば我はこいつだ!」「ほんなら私はコレや」

「では3本目、開始!」

画面の中で死闘が繰り広げられている。
流石に3回目と言うこともありディアーチェも慣れてきている…
と言うよりも若干八神を押していた。

「ふはははっ!師匠に勝とうなぞ一億年早いわ!」

お互いにヒットポイントは0に近い。
ディアーチェは調子にのって挑発をかけた。

「くっ…流石は私のデータプログラム…げどな……
弟子が師匠に勝てへんなんて!誰が!決めたんやーーー!」

「な、なにぃ!?」

ディアーチェの機体が右掌に黒い炎を惑い突撃してきたのを
八神の機体がサイドダッシュで回避して…

「セキハテンキョウケ-----ン!!」

「ぬわぁあああ!?」

………ゲームだよね?
何でこんなにダメージ食らったみたいな会話してんの?
超不思議なんですけど…

「すまない…家臣たちよ……」

「蒼也ん!明日忘れたらあかんよ!」

「わ、分かってるよ」

「くっ…消え行く運命だったのか…」

「凄い戦いだったの!」

「うん、はやて凄いね」

「いや〜やり込んどっからな〜」

「レヴィ…シュテル…済まん」

「最後はかっこよかったな。
俺も真似しよ」

「ふっ…あの技には共感が持てる」

「アタシは分かんなかったけどな」

「………グスッ」

「少し話を聞いてあげて!?
ディアーチェのライフはもう0だよ!?」

「なに言ってんだ蒼也。
そんなのゲーム見てた全員が分かっているぞ?」

「ゲームじゃなくて!ディアーチェが危篤なんだよ!」

見るとディアーチェの大半が消えていってる。
目に涙を浮かべながら。

「うっ…ぐ……覚えておれ貴様ら。
次会ったときが貴様らのめ」

"シュゥウ"

消えてしまったディアーチェを見届けて一言。

「………長い戦いだった」

「………そうだね。」
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