第三十六話評議院始動
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教会
「ラクサス………」
「テメェーはあの時の……確かウェンディっていったよな」
今俺達は死の妖精を追っている。そして俺たちが当たったのはフードの魔導士だ。激闘の末にその正体を明かすことには成功した。
「ラクサスさんが来るなんて………何かあったんですか?」
「ジジィが手紙を寄越すから何かと思ったらこんなことになってるとわな」
「手紙?」
「ああ、一週間前にな」
どういうことだ?死の妖精が動き出したのは、少し前、それも一週間前は、まだ動いていなかった。マスターはそれを知っていたのか?
「ラクサスさんが出てきたなら私もほんきを出します!!」
その瞬間ウェンディの魔力が大きくなる……いや感じたことのない魔力に変化した。
「少し本気を出しすぎですよウェンディさん」
教会の入り口、俺たちの背中のほうに杖を持った一人の男がたっていた。
「あ、す、すみません!!バイロさん!!つい熱くなってしまって……」
……何だろうこの気持ち……少しの間ウェンディが変わったと思った俺がバカだったような……。
「ところでアンチリンクは完了しましたか?」
「はい完了しました!!」
「そうですか……ならここは私に任せてウェンディさんは Dairy Faethに戻ってください」
「はい……撤退命令も出てますし私は戻りますバイロよろしくお願いします」
そう言うとウェンディは、その場から去った……スキップで。
「さて貴女方にはここで眠ってもらいますか……」
「雷竜の咆哮!!」
ラクサスの魔法がバイロ向かって放たれる。しかしそれは光となって消えた。
「?!」
「終わりですトライデント!!」
杖から放たれた光が三ツ又の槍となってラクサスを貫く。
「ラクサス!!!」
「終わりですね」
評議院
俺はドランバルト、昔フェアリーテイルにスパイとして侵入していた。今は同僚のラハールとアズマと共に議長に呼ばれていた。
「失礼します議長」
「来たか………早速だが死の妖精が動いていることについて知っているか?」
「ええ知っていますそれが何か」
「私は奴等のすべてを知っている」
「全てを知っている?!」
何故議長が?!それを問いかける前に議長は死の妖精について話始める。全て嘘のようで本当の話……。
「そこでお前たちに任務を与える死の妖精を妖精の尻尾と戦わせろまたアズマこの任務中は、妖精の尻尾の一員として行動しろ……それが我々のできる事だ」
「「「了解です!」」」
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