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Ghost trick
魅惑的

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『次はどこ行こうかな〜』

再び、フラフラと歩き回るムウマの前に、

「天竜人が来るらしいぞ!」

「あの、お三方か!」

「兎に角、急げ!」

慌てた様子で、廊下を走る海兵達。

チャルロス「お父上、早く人魚が欲しいうえ〜」

シャルリア「私(ワタクシ)も、新しい奴隷が欲しいアマス」

我が儘を言う、息子のチャルロスと同じ様に、娘のシャルリアも言う。

ロズワード「分かった、分かった。私は、これから大事な話がある。
お前達はその間、好きな所へ行ってなさい」

その父親、ロズワードは、二人の我が儘を受け流す。


〜その頃〜


『ONE PIECEって良いね』

ムウマは、街を探索し、旅行気分で楽しんでいた。

『おぉ。良い眺め〜』

街から少し離れた、青々とした大樹を上り、太い幹に腰を下ろしていた。

『何だかんだ言って、もう夕方か…』

夕日が海に沈んでいく光景を眺めながら、ムウマは唯静かに見つめる。
“前の世界”から持って来たウォークマンで、歌を口ずさむムウマ。

〜♪〜♪〜

海を眺めながら、気持ち良く歌う彼女の所へ、

シャルリア「!」

ふと、ムウマの存在に気付いた。

いつもなら、気に入らない物は全て銃口を向けるが、彼女は、それが出来なかった。
すると、ストンッと降りて、歌いながらシャルリアに歩み寄る。

シャルリア「//////!!」

ふわりと微笑むムウマに、シャルリアは思わずドキッと心臓を跳ねらせる。

シャルリアに向かって手を伸ばし、再び微笑む。
静かに歌うムウマに、彼女も聴き入ってしまう。

〜♪〜♪〜

『(妖笑)』

最後の歌詞と一緒に、妖美な笑みを浮かべたムウマ。

シャルリア「貴方――」

シャルリアは、ムウマを呼び止め様とする。

シャルリア「…!」

しかし、潮風が吹くと彼女の姿は、無くなっていた。

シャルリア「…何アマス…この気持ち…」

















女は、異世界人に…






















魅了された

to be continued


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