暁 〜小説投稿サイト〜
Ghost trick
ご対面

[8]前話 [2]次話
『ワーオ!』

マリージョアに到着したムウマは、海軍本部を仰ぐ様に見上げていた。

ガープ「センゴクは居るか?」

元帥室に入り、センゴクを呼び出す。

センゴク「何だ?ガープ」

『本物のセンゴクや』

センゴクを目の当たりにしたムウマは、思わず感動を呟く。

ガープ「暫くの間、この娘を保護する」

センゴク「どういう事だ。ちゃんと説明しろ」

ガープは、今までの出来事を話した。

センゴク「名は?」

『ムウマ』

センゴク「どこから来た?」

探る様に、センゴクは、ムウマに質問を突き付ける。

『どっか、その辺』

しかし、それをスルリと交わす様に、答えるムウマ。

『まぁ、敢えて言うなら、ワノ国…付近?』

センゴク「……」

そしてセンゴクは、疑う様にムウマを見る。

『…信じてないね』

センゴク「!」

ふざけた口振りとは一変し、真剣な口振りに変わる。

センゴク「…何故、そう思う?」

『その眼…』

センゴク「?」

ムウマは、センゴクの瞳をスッと指を指す。

『人を信じない奴は、皆そういう眼で偉そうに見下す。特に大人なんかはね』

センゴク「!!?」

冷たく吐き出された言葉に、センゴクはドキリと驚く。
そして、わざと強調して話すムウマに、二人は唯、ジッと彼女を見つめる。

『取り敢えず、制服ありがと』

ムウマは背を向け、ドアノブに手を掛ける。

ガープ「どこ行くんじゃ。まだ話は終わっとらんぞ」

『話長いから飽きた』

そう言うと、ムウマは部屋を出て行った。


『人を信じない奴は、皆そういう眼で偉そうに見下す。特に大人なんかはね』


センゴク「(一体何者なんだ)」

センゴクは一人、ムウマの言葉を思い出す。

to be continued


[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ