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MS Operative Theory
ジオン公国軍のMS開発@
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設計機も存在した(MS-09G(ドワッジ)のように、局地戦用機を改修したタイプも多い)。特に局地戦用MSには多数のバリエーションが存在しており、その総数の確認も困難といわれる。これらは、ジオン公国軍MS開発における特徴といわれる。





補足事項

??ジオン公国軍MSの長所??

 ジオン公国軍のMSは、後に出現した地球連邦軍製のMSとは異なる特性を持っていた。これは技術面だけではなく運用面も含む特性であり、MS用携行ビーム兵器の開発が遅延するなどの欠点もあったが、総じて高い評価を受けることとなった。


■優れた操縦性

 ザクU系に代表されるジオン公国軍のMSは、操縦性に優れる機体が多い点が特徴である。中にはMS-07B(グフ)のように操縦に癖のある機体も存在したが、全体的な評価は高く、その操縦性は戦後のRMS-106(ハイザック)などにも受け継がれている。


■高い拡張性

 ジオン公国軍製のMSは高い拡張性を持つ機体が多く、多数のバリエーションを生みだす母体となった。局地戦用MSの開発も、その拡張性を利用した改修機から始まったケースが多い。ゲルググのように拡張性を重視して開発されたMSも存在した。


■多様な局地戦用MS

 地球連邦軍に比べ、MS開発に先行したジオン公国軍では、多数の局地戦用MSの開発も進んでいた。とくに熱帯地用MSや水陸両用MSに関する技術に秀でており、地球連邦軍がジム系を改修した局地戦用MSのみしか投入できなかった点との違いといえる。



??ジオン公国軍の局地戦用MSと特殊仕様MS??

 ジオン公国軍は、地球連邦軍と比べ、多種多様なMSバリエーションを開発した。これは当時のMS関連技術では、グリプス戦役期以降のように各領域に対応したMSの量産が困難であったという技術的な理由と、地球侵攻を前提としている以上、過酷な地球環境に適応した局地戦用MSが必要だったという戦略/戦術上の理由があげられる。また、地球連邦との絶対的な国力差を覆すため、強力なMSを求めたことも理由と考えられる。


■陸戦用MS

 地球上での陸戦に対応したMS。ザクUF型を改修したザクUJ型のほか、MS-07B(グフ)などが新規に開発された。ホバー走行能力を持つMS-09(ドム)は、高い評価を得ている。


■水陸両用MS

 海洋をはじめ、水圏が七割を占める地球上において、水陸両用MSは必要不可欠な装備であった。このためジオン公国軍は各社に水陸両用MSを発注している。


■ニュータイプ用MS

 MSの究極系の一つがニュータイプ用MSである。一年戦争時ではサイコミュ関連機器の小型化が難しかったため、MSではMSN-02(ジオング)程度しか戦力化されてい
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