三話『最強と天災さん後篇』
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まぁ、そんなこんなやっていると…、
コン、コン、コン、
ノックされたので開けてみると、そこには小さな箱を持った織斑先生がいた。
「どうしたんですか?織斑先生」
「樹希ぃ〜、どうしたの?あっ、織斑先生どうもです。主人がお世話になっています。何ちゃっ、ギャァァァァァ、痛い痛いです、織斑先生!!!」
織斑先生は、刀奈にゴッ○フィンガー並のアイアンクロ―掛けていた。
「更識、貴様が要らんことをことを言うからだ。それと、新嶋お前宛の荷物が届いていたぞ」
「それはどーもです。あと、そろそろ離してやってください。本人死にそうなのと、後ろの二人が、めっちゃ怖がっているんで」
「ん、そうか」
アイアンクロ―から解放された刀奈は、しばらく頭を抱えていた。
「でも、こんな荷物頼んでないんだけどなぁ。織斑先生、ちょっと一緒に見てもらえますか?」
「あぁいいぞ。あと、勤務は終わっているから、織斑先生と言わなくていい」
「分かりました。千冬さん」
「うぅ〜、痛い」
「大丈夫?お姉ちゃん」
「大丈夫よ、簪ちゃん」
あとで、介抱してやるか。
「兄ちゃん、早く開けてデス」
「あぁ、分かった」
俺は、切歌にうながせれ箱を開けてみた。
「えっ!?」
そこに入っていたのは、黒い指輪であった。
「あの〜、千冬さん?コレは…?」
「私も知らん」
「ですよねぇ〜」
「樹希、下に紙が入っているわよ」
刀奈に指摘された紙を見てみると、そこには…、
『たっくんへ、コレたっくん専用機だから可愛がってあげてね?by皆のアイドル束さん』
と、書かれていたのであった。
「あのバカ兎は、何をしているんだぁ」ゴゴゴ
「千冬さん、落ち着いて」
「深呼吸デス、深呼吸」
何とか深呼吸してもらって、落ち着いて貰ってひとまず、俺たちはアリーナでISを確認することした。
―――アリーナ―――
更衣室でISスーツに着替え、アリーナ内に入ると千冬さん達が居た。ちなみに、ISスーツは、更識家の人にもらったものだ。色は黒ベースに裾の部分に赤ラインが入っている。...、ところで何で刀奈たちISを展開しているのかなぁ。
「来たな、イレギュラーのことだから、とっとと終わらせろ。とっくに開放時間ではないんだ。早く展開しろ」
「りょ〜かいで〜す」
ゆる〜い感じ返事をすると、目で人を殺せるんじゃないかってぐらいににらまれた。うん、怖い。俺は急いで、左中指に神経を集中させイメージした。そうすると、指輪から光が出て、体を包んでいった。光が消えると、俺はISをまとっていた。
「それが、新嶋貴様のISか。で、機体名は?」
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