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とあるの世界で何をするのか
第二十四話  常盤台の寮
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 結局、御坂さんはカートゥーンっぽいウサギのキャラクターがプリントされたTシャツを選んでいた。超電磁砲アニメでの柄を覚えていないので同じかどうかは分からないが、多分こんな感じの柄だったと思うので大きく流れが外れるようなことはないだろう。

 その後、元々の予定だった俺と初春さんの夏服選びに入ったのだが、俺の服選びにはなぜか佐天さんをはじめとして、初春さんや御坂さんまでが色々な服を持ってきて俺を着せ替え人形にするという状態になっている。

「うんうん、やっぱり神代さんにはこんなのが似合うねー」

「佐天さん、それだったらさっき私が選んだ服のほうが良かったじゃないですか」

「それだったらこんなのはどう?」

 佐天さんに薦められたキャミソールとジーンズを試着してみるが、俺としては姫羅の時ぐらいスカートを履きたいと思っているので、この服を購入することはないだろう。これを選ぶくらいならその前に初春さんが持ってきたワンピースのほうがまだ良かったとは思うのだが、それでも俺としては遠慮したいと思うようなフリフリのレースがあしらわれた物だった。そして御坂さんが持ってきたのは白井さんへのプレゼントと同じTシャツ、そして同じようなキャラクターのプリントされたスカートだった。

「白井さんとペアルックさせる気かっ!」

 こんな感じで二十分ほど三人の着せ替え人形をした後、結局俺は自分が選んだ服を何着か購入し、初春さんも佐天さんに選んでもらった服と自分で選んだ服の二点を購入していた。





「これから御坂さんはどうするんですか?」

「そうねえ、特にすることはないんだけど……」

「はいっ! それだったら御坂さんの寮を見てみたいです!」

 セブンスミストを出てからしばらく歩いたところで佐天さんが尋ねると、御坂さんの返事を聞いた初春さんが挙手しそうな勢いで発言した。

「えぇー? うちの寮に来たところで別にたいしたものなんて何もないわよ?」

「そんなことはありません! 常盤台の寮というだけで凄いんです!」

「わ……分かったから。初春さん、落ち着いて。うちの寮で良いんだったらいくらでも案内するから」

 初春さんに向かって御坂さんが答えたが、初春さんの常盤台に対する憧れというかお嬢様に対する憧れというものに圧倒されて、さすがの御坂さんも了承してしまっていた。

「へー、常盤台の寮かー。どんなところか楽しみだねー、初春」

「はい! 今まで何度も白井さんに頼んでいたのに全然見せてもらえなかったけど、御坂さんのおかげでようやく念願が叶います!」

 どうやら佐天さんも多少は興味があるようで、初春さんと二人でテンションを上げている。

「だったら、ウチはどうしよう……」

 元々この時のた
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