暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ヴィヴィオとママと・・・・
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ン†††

「はあああああっ!!」

「――げふっ!?」

私の鳩尾にそれは綺麗に入るエリオの“ストラーダ”の一撃。障壁も何もないため、ダイレクトに、かつクリティカルなダメージが全身に浸透する。

「Å%☆$Я?*凵艨E・・・・orz」

「うわぁあぁぁっ! ルシルさん!?」

「ル、ルシルさんっ!?」

今は早朝訓練で、ライトニング2人との訓練の真っ最中。そんなときに“神意の玉座”の本体とリンクしていたため、反応が遅れてつい一撃を受けてしまった。その一撃で弾き飛ばされた私は2〜3mと後退したが、背中から落下するという無様は晒さなかった。

「あいたた・・・」

腹を押さえて片膝立ちをしていると、エリオとキャロが急いで駆け寄って来てくれた。

「だ、大丈夫だ・・・、すまなかった、エリオ。少し気が散っていた。許してくれ・・・」

「そんな、僕の方こそすいませんっ!」

「ルシルさん、大丈夫ですか!? 治癒魔法を掛けます!」

「いや、エリオは何も悪くない。大事な訓練中に集中力を欠いていた自己責任だから謝るのは私だけだ。それにキャロも、ありがとう。大丈夫だよ」

「「あ、はい・・・」」

ああいうのは後々に本体から情報が来るため、わざわざ本体とリンクする必要性はほぼ皆無。しかし、現状を早く知るためにも情報が欲しかった。それにリンク中は、別に意識を全てリンクに割かれることはない。
だから訓練中にでも問題ないだろう、と思っていたのが間違いだった。あまりにもエリオを軽視し過ぎていた。そうだ。エリオは、なのはとヴィータ、フェイトの教導を受けてきたんだ(もちろん私も参加していた)。もう六課に来るまでの護られるだけの男ではないんだよな。

「集合!!」

なのはから集合がかかる。なおも心配してくれているエリオとキャロの頭を撫でつつ「もう大丈夫だよ」と微笑みかける。

「それじゃ行こうか、エリオ、キャロ」

「「はいっ!」」

エリオとキャロの肩の手を置いて歩き出す。そして、なのはとスターズと合流した後は軽くストレッチや連絡事項の確認を終え、そして解散した。

†††Sideルシリオン⇒なのは†††

「お疲れ様、ルシル君」

「ああ、お疲れ様、なのは、ヴィータ」

「おう、お疲れさん」

フォワード陣の早朝訓練を終えて、ヴィータちゃんとルシル君と一緒に隊舎へと向かう。3人でそれぞれが担当した子たちの訓練の出来を報告し合っていると、私の耳に何か鼻歌のようなものが聞こえた。ヴィータちゃんとルシル君にも聞こえているようで、周囲を見渡している。

「ラーララ〜ララーララ〜〜ラーララーララ〜〜〜♪」

これって、まさか・・・暴れん○将軍のテーマ? 少し音程がズレてるけど・・・
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