暁 〜小説投稿サイト〜
願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
やっぱりお前かこのやろう
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
ーー73層攻略から2週間が経過して私、ユウジ、ソウヤ、キリト、アスナは

「何かを得るなら剣で奪いたまえ」

結盟騎士団本部、ヒースクリフとか言う団長の前にいる。

何故こうなったか…説明するのも面倒な位だ。

何でもキリトが74層目のボスと戦い、二刀流を発現したからだそうだ。

新聞等で騒がれ、物凄いプレイヤーの数が溢れ反ったとか。

「良いでしょう、その勝負受けます」

いやいや、絶対負けるぞこいつ。

それからキリトとアスナが部屋を出ていき俺とソウヤが残された。

「で、何故俺らまで呼ばれてんだよコノヤロー」

「僕等忙しいんだけど」

「ふむ、君達を直接呼びに行った時は物凄く暇そうにしていたと記憶しているのだが…」

何とこいつ、挙げ足を取りやがった!ヒースクリフの癖に!

「何か用ですか?」

「ああ、君達には我が結盟騎士団に入団してほしいんだ。
勿論無理にとは言わない。
断るのなら代わりに私とデュエルしてもらいたい。
期日はキリト君との勝負の日に、どうかな?」

「二人やるのめんどくね?」

「そうだよね、一人でよくない?」

「ほう、それは受けてくれるということで良いのかな?」

「うん、間違いないな」

「……何がかな?」

「いんや?」

「そうだね、じゃあこっちが勝ったら貴方と僕等で会談できる場を設けること。
僕等が負ければ即日に入団、てことでどうでしょう?」

「今この場所には誰もいないんだが?」

「誰が聞き耳スキルを上げているか解りませんからね…後日で」

「良いだろう。
ではその日に」

「じゃな」「ではまた」

バタンッ と団長室の扉を閉めて去っていった。



「ーふむ、やはり気付いたのかな?」

一人、ヒースクリフは呟いたが誰もいない空間で呟くに値した回答は得ることができない。

真相は翌日の決闘でわかるということだ。

「ふ、楽しみにしているよ…キリト君、ユウジ君…」

ヒースクリフは口角を吊り上げ業務に戻った。











ー翌日の闘技場。

「昨日の件から数えて半日しか経ってないのに何この客の賑わいは?」

闘技場観客席は既に満員御礼状態だ。

「情報回るのが早すぎるね。
それより、どうするの?勝てそう?」

「まぁ、もしお前が言っていたオーバーアシストを使ったとされるなら
少しばかり本気を出すことにするかね」

「よう、やっぱり二人も戦うんだな」

控え通路の方からキリトが現れ、話を振ってきた。

「闘うのはユウジだよ」

ソウヤは間髪入れずに答えた。

「まぁ、ユウジは企画外だからな…ドラゴンはテイムする
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ