暁 〜小説投稿サイト〜
切り開く為の力
入学前の二日間
[1/3]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
俺は前にすんでた家を売り、とおくの方に行き部屋を借りた。
それから約一年、俺は独りで暮らした。
ーー………悪魔を退治しながら……
「今日はこの仮面で良いかな?」
俺は口だけが見える仮面を持ち外に出た。
「………いや、これが無いと顔がバレて後々めんどいからね?」
誰に言ったのかもわからない言い訳をその場で呟いた。

俺は携帯をだし、神に電話した。
「今回はどこにいるんだ?」
『そこを曲がった所で強盗事件の奴が悪魔付きじゃな』
言う通りに曲がると、すぐ近くのデパートで銃声が聞こえた。
「何体だ?」
『5じゃな』
入り口を警察などが固めている。
「ハッ!……楽勝!!」
俺は普通に入り口近くまで歩いた。
「おい!君、ここは侵入禁止だ!危険だから下がりーー」
俺は喋っている警官の顎を指でデコピンして気を失って貰った。
そしてーー

ダダダッ!←走る音

ガシャーンッ!

デパートの窓を蹴り壊し、中に入った。
「おい!テメェこっちに来たら人質がどうなるか」
「おい強盗、お前ら何人だ?」
俺は喋っている強盗1を無視して話しかけた。
「あ?こっちは五人だよ!なんだ?怖くなったのか?」
「そうか……それは」
強盗1と人質達が悲鳴をあげる……何故なら
「よかった」
俺は神から渡された禍々しい鋏を持ち
「じゃあ、死んで?」
残忍な笑みでそう告げたからだ

「ふざけんじゃねぇぞ!!ガキがぁ!!!」
強盗1はこっちにピストルを向け言った。
ここで一つ、言っておこう。
あの神様は俺の許可なく勝手に神様特典を増やしやがった。
化け物並みの強さ、東大のトップレベルでの頭脳、
頭脳の方は要らないから返却して貰った。
そして、もう一つ
「死にやがれ!!」

パンッ!パァンッ!!

「頭と胸に一発づつだ!地獄にでも行っとけ!!」
「効かねえよ……」
超回復能力だ。
俺は瞬時に近付き、
「くたばれ、断裁分離のクライムエッジ!」
鋏で心臓を一刺し、
「ば、化け物!?」
強盗2は俺に何発も打つが、俺には一発も効かず
「残念だったな……」
強盗2まで全力で走りその首筋を斬り
そのまま、強盗3と強盗4を一気に刺した。
「このぉぉ!くそガキがぁぁぁぁぁ!!!!」
強盗5はマシンガンを躊躇なく俺に向けて撃った。

ドドドドドドドッ!!!!

全弾撃ち尽くしたのか、一発も弾は出てこずに周りは銃弾の煙で覆われた。
「し、死んだか?」
強盗5は目を見開いた、何故ならば…………
「あ〜あ、この服……お気に入りだったのに〜」
全身穴だらけの俺が出てきたのだから、
「ば、化け物め!!」
「そうだ、君に言っておくよ。俺の異名を……『死神』」
その言葉を聞いた途端強盗5は
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ