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MS Operative Theory
ガンダムの開発A
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??ジェネレーターの並列装備とハイパワーの獲得??

 前述のとおり、ガンダムは複数の熱核反応炉?ジェネレーターを搭載することで当時では破格と言える1,380kWものジェネレーター出力を達成した(グリプス戦役期のMSZ-006(Zガンダム)も分散方式ジェネレーターを採用しているが、これは脚部にメイン・ジェネレーターを搭載した点が画期的であった)。

 主要な物が、コア・ファイターに2基搭載されたNC-3型、ランドセルに内蔵されたサブ・ジェネレーターである2基のNC-5型、腰部のNC-7型、脚部には左右それぞれにNC-3M型を1基ずつ(計2基。脚部用の独立動力源)である。

 なお、ガンダムのジェネレーターは全てタキム社製である。またこれとは別に、Aパーツ内にコ・ジェネレーターが搭載されており、NC-3型との組み合わせでザクの約5倍のエネルギーを発生させるといわれる。

 ガンタンクのジェネレーター出力から考えて、2基のNC-3型の出力は800kW程度と推測される。これに各部のジェネレーターが加わることで、1,380kWと言う出力を実現しているようだ。1,380kWは、ビーム・ライフルの推奨ジェネレーター出力であることも、ガンダムが単なる高出力を目指したMSでないことが分かる。



??ガンダムの要求仕様??

 ガンダムは単純な白兵戦用MSとしてだけではなく、ビーム・ライフルの装備や全領域にわたる運用性など、様々な機能や性能が要求された。

 これは、当時の地球連邦軍がMSと言う兵器を理解していなかったことが原因の一つでもあるが、MS同士の戦闘がどのような形態になるのか明確なデータが不足していたことにも起因している。そのためガンダムには、当時の地球連邦軍および関連企業が持つ最新の軍事技術が投入された。


?当時の最高水準の機体

 装甲や構造材のルナ・チタニウム合金の仕様、フィールド・モーターに代表される新型アクチュエーターの採用など、当時の地球連邦軍が培った最高度の技術が投入された。


?白兵戦用MSとしての機能

 ジオン公国軍同様、地球連邦軍もMS同士の戦闘が大型刀槍類を用いた格闘戦になると予想していた。このため、ガンダムにはビーム・サーベルやシールドなどの装備が求められた。


?ビーム兵器の標準装備

 最も重要視されたと言っても過言では内仕様が、ビーム兵器の装備、特にビーム・ライフルの搭載であった。ここからも、戦場を制する者は火力であるという、地球連邦軍恩戦術思想が読み取れる。


?他のRX系MSとのコア・モジュール共有

 ガンダムではガンタンクやガンキャノンと同じく、コア・ブロック・システムが採用されている。これは、ガンダムがデータ収集を目的とした試作MSであった
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