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まどほむ百合百合日記☆
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チュンチュン…チュンチュン…

明るい夜がやってきた。
お空は荒れていて、風が吹き荒んでいます。
それはそれはとてもよろしい光景ではありません。
それでも戦う使命を背負う者は立ち向かわねばなりません。
どんなに辛くても、立ち止まることだけは許されません。
そんなことをしてしまえば、過去に出会った大切な人の願いに反してしまいます。
それだけはいけません。
何としても、勝たねばならないのです。


ーーーー

ほむら(………)

QB「やあ、暁美ほむら。いよいよ明日のようだね」

ほむら「何の用かしら」

QB「相変わらず冷たいようだね。わけがわからないよ、と言いたいところだけど、君の願いが分かると、そうも言ってられない」

ほむら「………なによそれ、同情でもしてるの?」

QB「まさか、感情の無いボク達には、そんなことをするだけ無駄だよ」

ほむら「なら、一体、何をしにきたの?」

QB「君は未来を見てきた。だから、ワルプルギスの夜に関する情報はボク以上にあるだろう」

ほむら「そうね、それで?」

QB「それなら、分かるはずだ。君の、いや、"君達"の力じゃ勝機が無いとね」

ほむら「あら、それはどうなのかしら」

QB「君はいままでワルプルギスの夜を一人で倒そうとしたんだろう?相手の力量ぐらい見分けられるんじゃないかい?」

ほむら「そうね、勝てると踏んでいるわ」

QB「そうかい?ボクには到底不可能と見えるんだけどね」

ほむら「だけど、貴方の目的はなんなの?さっきから意味の無いことばかり。用件は手短にお願いしたいわね」

QB「やれやれ、心配してるんだけどな」

ほむら「あらそう、余計なお世話ね。貴方が心配してるのは私達ではなく、私達がグリーフシードに変化するかどうかでしょ?」

QB「たしかに、間違ってはいないよ。でも、君達が長生きすればするほどにグリーフシードになった時のエネルギーが多くなるからね、生きていて欲しいのもまた、本音だよ」

ほむら「本当、なにしにきたのよ」

QB「明日、ボクはまどかと契約するだろう。それも、彼女の意思でね」

ほむら「………そう」

QB「君がどうするかは知らないけど、一応伝えておこうかと思ってね」

ほむら「そう、聞くことは聞いたわ。さっさと消えてくれるかしら?」

QB「………分かったよ」

QBは暗闇へと姿を消す。あんな白いモフモフより、黒い奴の方がよっぽど似合うような気がする。

ほむら(今回こそ、皆が揃っているのだから、勝てると信じている……)

過去にもやったことがあるが、その時は計画も何も立てておらず、結果、敗北した。でも、今回は違う。念入りに作戦会議をし、相手の攻撃パターン
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