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いろいろおかしい第四次聖杯戦争
本編
4話〜人の話はちゃんと聞くの〜キャスター陣営
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――― キャスター ―――






倉庫街についたとき、話し声がしたの。


「まあまあ、会話を楽しむのは文化的な俺の宿命みたいなものですからなぁ。なおさらそれが弟分のカズヤなら会話は必要です。」
「………もうよい!!ライダー、汝がマスターが令呪を持って命じる!速やかに倉庫街中のサーヴァントを駆逐せよ!」

全身装甲の人と、マスターの会話みたいで、装甲の人はさっきの男の人のことを弟って言っていた。兄弟で聖杯戦争に参加している人たちがいるなんて驚きなの。と、いきなり装甲の人がさっきの人を攻撃したの。さらにもう一人の人にも。


「(どうやらライダーのマスターが令呪を使ったようだ。)」
「(令呪って三回だけ必ず命令をを聞かせるあの?)」
「(そうだ。だからもう手出し無用。あの三人のうち二人が脱落するまで………「(兄弟喧嘩なんてダメなの!!)」……キャスター?………はぁ。)」


私は止めに入った。


「兄弟喧嘩なんてだめなのー!!!」





――― バーサーカー ―――






聞き覚えのある声がしたと思ったらさっきのガキがいきなり割り込んできやがった。クーガーを倒すために本気でふるった拳だ。止めることができずにガキに直撃した。が、ガキは吹き飛ばない。バリアみたいなもんでガードしていた。ヒビだらけにはなっていたが。


「………人の話は………ちゃんと聞くの………」


と、ガキから異常な魔力があふれ出す。そのまま魔力に包まれる。そうして出てきたのは、おそらく18〜19才くらいの女だった。






――― ライダー ―――





カズヤを迎え撃つため、力をためていた時だった。強大な魔力を感じ、その方向に目をやる。そこにいたのは8才くらいの女の子だった。


「兄弟喧嘩なんてだめなのー!!!」


どうやら俺とカズヤが戦うのが嫌らしい。優しい子だ。よく見ればかなりかわいい子だ。将来美女になるだろう。そんな子に手は出せない。俺は攻撃をやめた。令呪の縛りにはカズヤやあそこのバンダナ男を犠牲にして逆らうとする。が、カズヤはおかまいなしに攻撃する。


「………人の話は………ちゃんと聞くの………」


するとお嬢ちゃんからあふれ出す異常な魔力。あれはまずい。


「(マスター、撤退を進言する。あのお嬢ちゃんの魔力、ハンパじゃあない。車を用意してくれなきゃ勝てねえぜ。)」
「(ふざけたことをぬかすなライダー。令呪まで使ったのだ。撤退するなら敵の一体くらいは打ち倒してからにしろ!)」
「(じゃああの子とはなるべく戦わないようにさせてもらう。それでもいいかい?)」
「(………好きにしろ!)」


と、魔
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