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MS Operative Theory
次期主力機選定トライアルA
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イアルで評価対象となる物は、単純な性能だけではない。もちろん、戦闘能力も重要なファクターではあるが、コストや運用性とのバランスが取れていなければ意味がなく、さらに軍が要求した仕様と異なる機体であった場合、採用されることは極めてまれである。このため、トライアルで選定される機体は総合バランスに優れたMSである場合が多い。


■ミノフスキー粒子散布環境化への対応

 一年戦争以降における宇宙世紀の兵器に求められる必須条件。最初期の機動兵器のトライアルでは、最も重要視された要素であった。


■戦闘能力

 攻撃力や防御力、機動力を含む広義の「戦闘力」。ビーム兵器の搭載など、火力面がクローズアップされる場合が多い。


■コスト

 生産コストだけでなく、運用性なども含めた総合的コスト。高性能であっても、コストが高すぎると不採用になることもある。


■信頼性

 技術的な信頼性や、機体そのものに根本的な欠陥がないなどの総合的な信頼性。新型機特有のマイナートラブルとは異なる。



??機動兵器を巡るトライアルの歴史??

 ジオン公国軍における次期主力汎用戦術兵器の選考以降、MSを中心とした機動兵器を巡るトライアルが行われるようになった。一年戦争以前はジオン公国軍が実施したものが広く知られ、以降は地球連邦軍やネオ・ジオンなどでもトライアルが行われている。


■一年戦争以前

 一年戦争以前、ジオン公国軍はミノフスキー粒子散布環境下に対応した兵器を開発するため、次期主力汎用戦術兵器の選考や、主力MSの選定などで積極的にトライアルを実施した。これは企業間競争による開発期間の短縮や技術力の向上を計る意図もあった。


●次期主力汎用戦術兵器の選考?????Z1-XA(クラブマン) VS MIP-X1

 U.C.0071、ジオン公国軍はミノフスキー粒子散布環境下に適応する兵器を開発するため、ZEONIC社とZIMMAD社、MIP社に次期主力汎用戦術兵器の開発を命じた。この中で、ZEONIC社多肢型とMIP社の宇宙戦闘機発展型が競合した。この結果、ZEONIC案が採用され、MSへと発展することになった。


●主力MSに関するコンペティション?????YMS-05(試験型ザクT) VS EMS-04(ヅダ)

 次期主力汎用戦術兵器の選考を通して、人型兵器であるMSが誕生した。この後、主力MSを巡るトライアルはZEONIC社のYMS-05(試験型ザクT)とZIMMAD社のEMS-04(ヅダ)の間で行われた。性能面でヅダが優勢となっていたが、U.C.0075初頭、公的飛行試験でヅダが空中分解事故を起こし、試験型ザクTが採用された。


●陸戦用主力機動兵器に関する実質的トライアル??
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