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MS Operative Theory
次期主力機選定トライアル@
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、地球連邦軍では一年戦争時にトライアルを実施する時間的、技術的な余裕がなかった。そのため、U.C.0111に行われた時期主力機選定試験以外、大規模なトライアルは行われなかったといわれる。





補足事項

??実戦における実質的トライアル??

 局地戦用MSに関するトライアルは少ない。これらのタイプの機体は、同じ仕様でありながら複数の機体が存在することが多く、整備性や補給の面での問題があった。そのため、運用性に劣るタイプや旧式機は生産の停止をされ、主力機からは外されていった。これは実戦が実質的なトライアルとして機能した例とされる。


●MS-07B(グフ) VS MS-09(ドム)

 MS-07B(グフ)とMS-09(ドム)は、共に陸戦用として開発されたMSである。両機はそれぞれ異なるアプローチで、地上における機動性や戦闘能力を追求していった。

ホバー走行による機動性と、それを生かした離脱戦法を得意としたドムは、ド・ダイYSとのコンビネーションによる空輸能力や格闘戦に特化したグフより高い評価を受け、陸戦用の主力機に選ばれた。


●MSM-03(ゴック) VS MSM-07(ズゴック)

 水陸両用MSとして開発された機体が、ZIMMAD社のMSM-03(ゴック)と、MIP社のMS-07(ズゴック)である。ズゴックより早くロールアウトしたゴックは、重装甲や水中適応能力で採用された。シ亜kし、後に登場したズゴックはより高い水中適応能力と陸戦能力を持つだけではなく、ゴックよりも強力なメガ粒子砲を搭載していた。



??実質的なトライアルとして行われた計画、開発形態??

 似たタイプの複数のMSが戦績や運用報告によって淘汰され、最終的に一機種が主力となるように、実戦がトライアルの代替えとなることは既に述べた。これはジオン公国軍でみられた傾向だが、対する地球連邦軍やAEなどの民間企業でも、それとは異なる形で実質的なトライアルとなっていたものがある。

その代表が「RX計画」における異なるタイプのMSの開発や、一年戦争後の地球連邦軍系MSとジオン公国軍系MSの混合適用?並行開発である。


■RX計画?????地球連邦軍による「MSの形態」の模索

 地球連邦軍のMS開発計画「RX計画」では、白兵戦用MSと中?長距離支援MSを並行して開発していた。これは異機種同士による運用だけではなく、「MSの有り様」そのものに対するトライアルとしての側面も持っていた。この結果、MSが白兵戦用兵器であることが実証されたのである。


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