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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第八十三話 聖夜の奇跡   ★
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べきだろうな。

 その時

「……っ」

 急激に暗くなっていく視界。

 まずいな。
 さすがに無理をし過ぎたか、そろそろ限界らしい。

 膝にも力が入らず、立っている事すら難しくなり、ゆっくりと倒れていくのがわかる。
 それを支えてくれる一人の女性。

「……リイン……フォース」
「ありがとう、衛宮。
 お前がいてくれたおかげで私は、私達はこうしてここにいる事が出来る」

 そう言ってもらえるならなによりだ。
 だが

「すまない。さすがに……限界の様だ」
「ああ、ゆっくりと休むといい。
 私の新たなもう一人の主」

 子供の頭を撫でるように優しく髪を梳く感覚に身をゆだね、俺はゆっくりと意識を手放した。
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