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FAIRYTAIL 〜“神殺し”を喰らう者〜
第七章
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それからまぁ、何だかんだいろいろとあって十五分がたった頃

ドゴオォオォオン!!!!!

盛大な破壊音が響き渡った
ナツの手によってジュピターが破壊されたのだ

「よっしゃー!!!」
「ジュピターは壊れたぞー!!!」
「はっは〜っ!!!ナツをなめんなよ!!!」
「これで恐れるものはなくなった!!!敵を殲滅しろォォ!!!」

皆は口々にそう叫んだ

「?さすが竜の子だな」

レントが少し嬉しそうに呟いたその時だった

ズゴゴゴゴゴッ

幽鬼の支配者(ファントムロード)のギルドの形が変わっていき、人型??巨人に姿を変えた

「な?何だ??アレ?」
「巨人??」
「?《超魔導巨人ファントムMkU》??か。情報通りだな??くくッなかなか面白いじゃないか」

皆が驚く中レントは一人楽しそうに呟いた
すると巨人が何かを書き始めた

「??魔法陣??アレは煉獄砕破(アビスブレイク)か?なら動力源はエレメント4ってところか??」

レントはそう呟きながら立ち上がり、隣にいるエルザに言った

「エルザ。俺はそろそろ行くがお前はどうする?」
「私ももちろん行くに決まってるだろう」

エルザの返答にレントは少し笑った

「?だろうと思った。んじゃまぁ、ひと暴れしますか」

レントはそう言い、巨人に向かって歩き出した
その間に立ち塞がった数十体の幽兵(シェイド)達は全て消滅した

「スゲェ??」

その呟きはレントには聞こえなかった






巨人の内部に入ってからしばらく。レントは誰一人とも遭遇していなかった。

「?誰もいないな。てか無駄に広いなこの建物。」

少し前までは複数の場所で戦闘音が響いていたが今は二つの場所だけである。
一つはナツとガジル、二人の竜が殴り合っている音。
そしてもう一つは?????

「??ん?この魔力は??」

レントはふと、複数の魔力を感じた。それが誰の魔力なのかを知った瞬間、レントはニヤリと笑い、魔力がする方へ歩いていった。




「よく暴れまわる竜だ」

そう言ったのはファントムのマスターであるジョゼだった

「?そりゃまぁ、ナツだからな」
「レント!!?」
「よぉ、エルザ。どうやら劣勢のようだな」

そう。二つ目の戦闘音はエルザとジョゼが戦闘中の音だったのである

「あなたは誰ですか?私は今、妖精女王(ティターニア)と戦っているのですが」
「?そうかい。まったく、余裕綽々ってところか、苛つくぜ。なら、あんたはこの膨大な魔力を感じてもそんな余裕でいられるか?」

レントがそう言ったと同時に突風が吹き荒れた。
レントの膨大な魔力が漏れ出て衝撃波になったのである。

その時
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