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気まぐれな吹雪
第二章 非平凡な非日常
50、そして時は満ちた
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た銀だった。

さっきの恨みもあるが、何だか仕置きする気分でもない。

ただ、ここにいると言うことは、何かがあったと言うこと。

気絶した、吹き飛ばされた理由も何も分からないが、そのタイミングを理用して銀がここに呼んだことくらい分かる。

それじゃあ何なのか。

問おうとして口を開いたものの、先に声を出したのは銀の方だった。

いつもの調子で、いつもの口調で、いつもの笑顔で彼は言った。

「オレと修業しねぇか?」
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