暁 〜小説投稿サイト〜
この明るい星空の下で。
星空荘の日常。
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星空荘に入居した俺達は引っ越しの準備が済んである部屋に入った。
夜空が201
俺が202
三咲が203
慧が204
望月が205
ちなみに一階は
101神条悟。
102筒野佑香。
103????
104二階堂宴
という具合だ。
「103号室の人は誰なんですか?」
「赤坂直人、二つ名を引きこもりの妖精と言う。」
「引きこもりの生徒を妖精。呼ばわりしないで下さい。」
「ははっじゃあ歓迎会でもするか!」
「話を変えないで下さい。」
「まぁなんでもいいが俺はOLの瑠璃子さん家に行ってくる。」
「いきなり禁句言わないで下さい。」
といいながら俺は二階に戻った。
夜空の部屋を訪問しよう。
ノックした。
「開いてますよ?」
「よう。」
「ようこそ、我が部屋へ!」
嘘みたいに綺麗だった。
「驚いているでしょ♪」
「ああ、夜空は家庭的だな。」
「えへへ・・」
「いいお嫁さんになりそうだ。」
素直な意見に戸惑ったのか顔を赤くしている。
「じゃ、俺はここで。」
「うんまたね。」
一番の問題児三咲だ。
ノックした、・・・・応答なし。
もう一度、・・・・・応答なし。
「おーい。」
気配はあるが返事はない。
「開いてるか?」
「閉じてます」
「いや開けろよ!」
「だめです!印象が悪くなります」
「そんなになのか?だったら手伝ってやろうか?」
「本当ですか!?」
「あ、ああ」
まぁ俺は母が居なかったおかげで家事は得意だ。(姉貴はやってくれないからな。)
鍵が開いた。
「・・・・・・」
無言になった。
「お前は今までどうやって生きてきたんだ?」
「・・・・・」
「お前は・・・パンツくらいタンスにしまえよ・・・・」
「きゃぁっ!」
顔を赤くしてる。
じゃ、仕舞おうよ・・・。
ひととおり綺麗にした俺は外に出た。
「結構エロいパンツ履いてるな。」
「へ、変なこと呟かないで下さい!」
次は慧・・と思ったが、部屋の中から望月の声も聞こえたので止めた。
「十六夜、はかどってる?」
後ろから急に二階堂先生に話しかけられた。
「はい、大分。」
「うちの寮は格安の料金だけど食事と風呂と掃除はセルフよ。」
「マジっすか!?」
表は冷蔵庫に張ってあると言うので見に行った。


当番表
(月)(火)(水)(木)(金)(土)(日)
買い 奏 夜 三 慧 瑞 悟 佑
料理 夜 三 慧 瑞 悟 佑 奏
風呂 三 慧 瑞 悟 佑 奏 夜
掃除 慧 瑞 悟 佑 奏 夜 三
ゴミ 瑞 悟 佑 奏
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