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ネギまとガンツと俺
第18話「京都―決戦C」
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だろう。

 目の前でオタオタする少女に「先に宿に帰ってる、心配ない」とだけ告げてエヴァの目の前から徐々に、それこそ頭部からゆっくりと消え去ったのだ。

 つまり、石化でミッションクリアをガンツが認めてくれたということだ。点数は加算されていなかったが減点もされていなかった。




 最後の仕事を終えた彼がゆっくりと歩きだす。

 少しずつ明るくなる山道に、自分も生きているという実感が深くなる。

 ――今頃、ネギたちは自身の親の手がかりを探している頃だろうか?

 心を飛ばして、まばゆい空を見上げる。

 その顔は無表情だが、晴れやかだった。




 こうして、彼等の修学旅行はどうにか無事に終わったのだった。


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