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嘘のようで本当の自衛隊体験
戦闘訓練 後編
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いよいよ今までの戦闘訓練の成果を発揮する時が来ました
戦闘訓練の錬度点検です。

今までの戦闘訓練では仮想の敵しか相手にしていませんでしたが錬度点検では班長もしくは班付きが空砲で射撃してきます(^_^;)

更に私達は撃たれないように顔にドーランを塗り鉄帽や体に草や木の枝を着けます
しかも時間が決まっていて私達は5分以内に偽装を完了しなければならず
その後 偽装の点検を受け
班ごと順番に錬度点検を受けます

私の班は一番最後でしたので、それまで待機するのですが

ババババ

ババババ

バババババ

「前へー!」

「バーン!バーン!」

ババババ

銃声と怒号があたりに響き、どうしても緊張してしまいます(-o-;)
私達の順番が近づく中 意外な事で作者の緊張は霧散しました

「うわっ!
蛇だ!!」

何と木から蛇が落ちてきたのです。
おそらく毒の無いシマへビ
そのシマへビに近づく人影
その人は素手でシマへビを捕まえると

「おっシマへビだな
トリちゃん後で焼いて食べようか?」

蛇を片手にニッコリ笑うノラ曹長

「…はい いただきます(^_^;)」

「蛇は美味いんだよ〜」

ノラ曹長はナイフを取り出して蛇の頭を切断して土に埋めました。
その日の晩にノラ曹長と一緒にシマへビの丸焼きを食べました。
結構おいしかったです(笑)


話を戻します

そんなこんなで私達の班の番になりました
堆土に向かう道の途中には剥がれ落ちたであろう偽装材料が点々と落ちています。

「前へー!」

錬度点検が始まりまり銃を持って走り出します

バババババ

小高い丘から班付きが射撃してきます
当たってなるものかと私達は伏せたり姿勢を低くしたりして前進を継続

「バーン!バーン!」

「3番前へー!」

「さんばーん!
さんばーん!
さんばーん!」

バババババ

そんな事を繰り返しながら突撃位置に到着
班長が突撃支援射撃を要請している間に呼吸を整える
そして小銃に銃剣を着剣して弾倉を交換する

その時

ヒュー
ドカーン!

ヒュー
ドカーン!

突撃の合図である爆発音2発がしました!

(……突撃命令が無い!)

そう合図が出たのに班長が突撃の号令を出さないのです
すると

ヒュー
ドカーン!

ヒュー
ドカーン!

さらに爆発音2発!
そしてついに!

「突撃ー!
前へー!」

待ちに待った班長の号令

「「「前へー!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」」」

地雷原を突破し横一線!

2回射撃をした後 敵兵
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