暁 〜小説投稿サイト〜
『ポケスペの世界へ』
第三話
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話





「オーキド博士。ヒノアラシと図鑑は新しいトレーナーに渡しました」

「ほぅ。そうかね」

 ワカバタウンのウツギ研究所で、オーキド博士とウツギ博士がお茶をしていた。

「博士は今からコガネシティですか?」

「そうなんじゃよ。クルミ君のポケモン講座に出なくてはな」

 オーキドはそう言って緑茶を飲む。

「ところで、その図鑑とヒノアラシをその四人目に渡してよかったのかね?」

 オーキドはウツギに尋ねる。

「はい。彼はゴールド君と同じ、此処ワカバで育って顔見知りですので。まぁゴールド君は彼の事は知らないと思いますけどね」

 ウツギはそう言って苦笑した。

「まぁウツギ君を信じるよ。で、もう一度聞くが、ヒノアラシは本当に野生でいたのかね?」

「はい。ワニノコの強奪事件から翌日、外の空気を吸おうと頑張って腰の痛みに耐えながら外に出たら草むらにいたんですよ」

「ふむぅ……」

 オーキドは腕を組んで考える。

「……やはりポケモンの生息地をもう一度調べる必要があるようじゃな」

「そのようですね」

 ワカバタウンではこのような事が話し合われ ていた。





―――キキョウジム―――

「さぁて、行くか」

 俺はジムに入った。

「君が挑戦者か」

「あぁ、まぁよろしく頼むわ」

 俺はピカチュウを出す。

「頼むぞポッポ」

 そしてバトルが始まった。

「ピカチュウ、”でんじは”やッ!!」

 でんじはでポッポの動きを鈍らせる。

「そのまま”電気ショック”ッ!!」

 直撃を受けたポッポは倒れた。

「中々やるようだな。いけッ!!ピジョ ンッ!!」

 ハヤトがピジョンを出す。

「ピカチュウ、もう一回”でんじは”ッ!!」

 でんじはでピジョンの動きが鈍くなる。

「く、ピジョン”どろかけ”だッ!!」

 ゲ。

 どろかけの効果で命中率が落ちたか……。

「ピカチュウ、”電気ショック”ッ!!」

 けど外れた。

「ピジョン”どろかけ”ッ!!」

 どろかけでまた命中率が下がる。

 体力もあまり無いな。

「もう一回”電気ショック”ッ!!」

 今度は当たって、ピジョンを倒した。

「フ、見事だった。ウィングバッジと技マシン31をあげるよ」

「おぅ、ありがとうな」

 俺は二つを貰って、ピカチュウをポケモンセンターで回復させてからヒワダタウンに向かった。

「ちょっと此処で一息やな」

 32番道路のポケモンセンターで傷ついたピカチュウ達を回復させる。

「もう二十匹くらい捕まえたな……」

 ヌオーやウパーとかおっ
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ