暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep2ようこそ海鳴市へ〜Family and friend〜
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†††Sideなのは†††

自己紹介を終えた私たちは、さっきまで犬さんと戦っていた神社の境内、その石段に座って話を始める。

「ねぇ、シャルちゃん。やっぱりシャルちゃんも魔法使いなの?」

シャルちゃんって愛称をさっそく使わせてもらうことにした私は、そう首を傾げながら私たちを助けてくれた外国の女の子、シャルちゃんへそう聞いてみた。

「魔法使い? まぁ、そういう言い方もあるけど、どちらかと言えば魔術師が普通かしら。そういうなのはは魔法使いなのよね? 少しばかり変わった装備をしているけれど・・・」

シャルちゃんは少し考える仕草をして、透き通るような可愛い声で答えてくれた。

(でも変わった装備? レイジングハートのこと、だよね? 変なのかな・・・?)

興味深そうに“レイジングハート”の柄の部分に触れるシャルちゃん。さっきもじーっと見てたし。

「うん、そうだよ。ちなみにユーノ君も魔法使いだよ」

「僕たちは、魔法を使う人を魔導師と呼んでいます」

「魔導師・・・ね。例えば魔法ってどんなことが出来るの?」

シャルちゃんはユーノ君へ質問して、2人?は楽しそうに魔法談義に花を咲かせ始めました。

「その、魔術の魔力運用技術と、僕たちが使う魔法には少なからず共通点があるね。攻撃手段だけど、魔力付加による直接攻撃、放射する射砲撃。前者はベルカ式、後者は僕やなのはのミッドチルダ式だね」

「魔法には、他にどんな種類があるのかしら?」

「えっとね――・・・」

にゃはは、魔導師歴がたった数日な私にとって、ユーノ君とシャルちゃんのお話はかなりのレベルの高さ。だから全然ついていけなくて、ちょっぴり寂しいかもです。

「ねぇ、シャル。もっと魔術の話、聴かせてもらっていいかな?」
 
「あの〜、お話中大変申し訳ないのですが、そろそろ帰らないとまずいと言いますか何と言いますか・・・」

「え!? あ、そっか。確かにそろそろ帰らないとダメだよね。ごめんね、なのは」

「にゃはは。ううん、こっちこそゴメンね、ユーノ君」

大変心苦しいことなんだけど私は、シャルちゃんと2人だけの世界に行ってしまっているユーノ君を現実に連れ戻すことに。ユーノ君は話を中断しないといけないことにかなり落ち込んじゃってる。連絡先とかもらえればいいんだけど、外国の子みたいだからすぐにお別れしちゃいそうなんだよね。とにかく、シャルちゃんに向かって改めて感謝の言葉とお別れの言葉を口にする。

「それじゃシャルちゃん、今日は本当にありがとう。またどこかで会えると良いね」

ユーノ君を肩に乗せてその場を去ろうとしたとき、「なのは。あなたのお父上から何か聞いていない?」って、今度はシャルちゃんが私を呼び止めてきた。でも、なんでお
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