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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第八十二話 闇を祓う
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者達は異質ともいえる魔力に目を丸くしていた。

 そして、半年前にその姿を目にし、代償を知るなのは達は士郎を心配する表情で見つめる。
 士郎の視線がぶれることなく暴走体を見つめ続けながら

「視線を外すな。
 ここで終わらせるんだろ」

 放たれた言葉に、全員が暴走体に視線を戻し、意識を戦闘に切り替える。

「ケージングサークル!」
「チェーンバインド!」

 ユーノの放ったケージングサークルが檻となり、アルフの放ったチェーンバイドが暴走体の全身を縛りつける。

「囲え、鋼の軛!!」

 さらにザフィーラが放った白銀の軛が空より降り注ぎ、貫き動きを止める。

 三人がかりの拘束。
 それでもその巨体ゆえに鈍いのか、痛覚というものがないのか力任せに拘束を引き千切り、砲撃を放つ。

 狙いも甘い砲撃が当たるはずもない。
 かわすように散開する士郎達。

 この中で最後の一撃であり、飛行が得意でない士郎の傍にはシャマルが足場を展開し、空中移動の補助を行うためにいた。

「―――投影、開始(トレース・オン)

 その魔法陣の上で最後の一撃のために自身が作りだせる最高の剣の投影を開始する士郎。

「先陣突破、なのはちゃん、ヴィータちゃん」

 自身が展開した魔法陣の上に士郎が無事着地した事を確認し、なのはとヴィータに攻撃の指示を出すシャマル。

「ちゃんとあわせろよ、高町なのは」
「ヴィータちゃんもね」

 わずかに頬を染めながらなのはの名を呼ぶヴィータ。
 そして、ちゃんと名前を呼んでもらった喜びに満面の笑みを浮かべて応えるなのは。

「鉄槌の騎士ヴィータと鉄の伯爵グラーフアイゼン」

 ヴィータの掲げた言葉に応え、カートリッジがロードされ

「Gigantform.」

 槌が一回り以上大きくなる。
 だがそれはほんの始まり

「轟天爆砕!―――」

 ヴィータがグラーフアイゼンを振りかぶると同時に槌のサイズは暴走体とほぼ同じ大きさまで巨大化する。

「―――ギガントシュラーク!!!」

 振り下ろされた魔力が込められた大質量の攻撃に一層目の紫の障壁は砕け散った。

「高町なのはとレイジングハート・エクセリオン、いきます!」
「Load cartridge.」

 4発のカートリッジがロードされ、桃色の羽を広げるレイジングハート。

「エクセリオンバスター!」

 レイジングハートの先端に集まる魔力。
 それを阻むかのようになのはに伸びる触手。

「Barrel shot.」

 その触手を弾き飛ばし、二層目の赤の障壁に叩きこまれる衝撃波。

「ブレイク―――」

 衝撃波に続く様に放たれる四つの砲撃。
 それは
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