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『曹徳の奮闘記』改訂版
第二話
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練習中だ。

「後一回だッ!!」

 今度は袈裟斬りをするために左肩から右足を斬って、更に右足で華雄の腹を蹴って華雄を倒させる。

「がッ!!」

 華雄は背中の受け身が出来ず、地面に叩きつけられた。

「ほら一本取ったぞ?」

「………ぐっ……私の負けだ……」

 ……これで勝ちだな。

「あぁ。それと嫁の件はあんたを挑発するためだからな」

「何ッ!?」

「まぁ俺としては嫁でもいいんだけどな」

「むむむ……………」

 唸るなよ華雄。

「あんさん、中々やるなぁ」

 ……………ウゥ……

「え?きゅ、急に泣いてどないしたんや?」

「いや……久しぶりに聞く言葉やからつい な………」

 久しぶりに関西弁を聞いたわ。

「……あんたも苦労したんやな」

「まぁ、此処に来るまでに山賊や盗賊と死合いをしてたからな」

「成る程な。兵士としては採用や。多分、兵士というより一部隊をやるかもな」

「………え〜」

「何で、嫌そうな顔すんねん」

「だって、部隊長になったら酒とか飲まれへんやん」

「………あんたは仲間やッ!!」

 何故か張遼に手を握られた。

「ウチも酒が生き甲斐やのに賈クっちは酒を取り上げるねんで……」

「そらぁ苦労したな」

「ほんまやで。あ、そういやまだ名前を聞いてなかったな」

 ………忘れてたな。う?ん、流石に曹徳はあかんしなぁ………。

 ………よし。

「俺の名前は姓は王、名は双だ」

 まぁ偽名でも大丈夫だろう。(多分)

「ウチは張遼や」

「よろしくな張遼」

「あぁ、よろしくな王双」

 それにしても、華雄に勝てるとはな。まぁ挑発で華雄を怒らしてだけどな。(普通なら負けるしな)

 華雄はゲームでも関羽に討たれてるけど、猪突猛進を無くしたら華雄は化けると思うけど な。

「そうや王双。賈クっちに会わへん?」

「何でだ?」

「王双っちやったら一部隊の隊長にいけるからな。酒とか冗談抜きで」

 ……流石は将軍て事かな?

「いや、普通に路銀を貯めてから旅に行こうかなぁと思ってたんだけどな」

「へぇ、そうなんか。なら、貯めるまでおったらええやんか。客将とかで」

 ……そんな呑気でいいのか?

「ほらほら、ちゃっちゃと行くで」

「わ、分かったから押すなよ張遼」

 俺は張遼に押される感じで賈クの場所に向 かった。

 ちなみに伸びていた新米兵士達はそのまま放置されて風邪を引いたらしい。







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