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めだかボックス 〜From despair to hope 〜
第36箱 「今は春なんだけど、突然冬になるってあるんだね……」
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そして翌日の事。


午前中の授業が終了したので昼休みが来た。

だから、皆で食堂で昼食をとってます。

何より箱庭学園の食堂おいしんだ♪

一度味わうと癖になっちゃう♪

……だけど。

その美味しいご飯は食べられないようだ。

「僕…お金ないからぁ……。」

何故、劉一にお金が無いのかと言うと……。

それは勿論♪



≪誰かさんのせいで誰かさんのせいで誰かさんのせいだ!≫



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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「ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ…」

当の≪誰かさん≫は劉一の心の叫びは聞えてないみたい。

その顔をらーめんにつけてる。

まるで出汁でもとっているかのよーに。 苦笑

「えーっと… 今日はちゃんとメモ持ってきてるぜ劉一。やっぱ、格闘技系はコンプリートだな、次は趣向を変えて格闘球技でも言って見るか?」

善吉はなんのその。ぜーんぜん、関係ないってばかりに次の部活動に狙いを定めていた。

「……はぁ 善吉に全部任せるよ? だってぼかぁ… 今冬を迎えてるんだ… まさかの季節にさ…。」

劉一は持ち上げた財布をヒラヒラっとさせる…。

中身があれば盛大に撒き散らしちゃいそうだけれど……見事に何も出てこなかった。

「気にすんな… 俺も同じだから…」

善吉自身も身に覚えがあるようだ。

でも、それでも気にしてないみたい。

(なっ…なんてせーしんりょく……?)

劉一はそんな善吉をちょっと尊敬?してたようだ。 苦笑




とか何とか色々やってると。



「……なぁ お前ら。」

昼食中に話しかけてきた。

それは、日向君だった。

とりあえず、物凄くテンションが低い劉一は、日向の方を向いた。

今はあまり考えたくないけれど、 前回のこと劉一は別に水に流したつもりじゃないんだ。

善吉を叩いた事もそうだけど……特に!それ以上に!!



「あー日向君……。以前は僕の前髪吹き飛ばしてくれてありがとう……。」

「!! 何度も あやまったじゃねぇか!!」


劉一! 殺気・怒気のオンパレード!

あれが無かったら、めだかちゃんにバキバキにされる事もなかったんだ!!っと言わんばかりににらんでいた。

「でも、そのおかげで、お前が劉一ってわかったからな、俺は感謝してるぜ?≪そ・の・こ・と・だ・け≫はな!」

「わ… 悪かったって!」

善吉も頭殴られた事を
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