暁 〜小説投稿サイト〜
チートだと思ったら・・・・・・
十九話
[6/6]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
ょ、戦うの!?」

「事情を話した方がええんちゃう?」

幾人……と言うか刹那、楓以外は戦うことに否定的の様だ。彼女達が戦闘員ではないこともあるだろうが、それ以上に話せばわかってくれる。とでも思っているのだろう。だが、そんなものは……

「無意味だ。大体、タイムマシンなど叫んだ所で簡単に信じてくれるとでも? 平時ならまだ耳を傾けてくれるかもしれないし、実証も可能だろう。だが、現在は未曽有の事件で一杯一杯の筈だ。戯言と斬って捨てられる可能性の方が高いだろう」

「で、でも……」

「どちらにせよ、余り悩んではいられんでござるよ」

全然聞いていなかったが、どうやら外の魔法先生が五分だけ待つと警告したようだ。

「覚悟を決めろ。説明をして、納得してもらうには時間がなさすぎる。それに……」

どうせ彼等は救えない。小さな声だが、健二はそう呟いた。だが、それを聞きとってしまったものが居た。

「お、おいそれってどういう「っしゃあ! 皆無事だな!」

「カモじゃない! ネギはどうしたのよ!」

健二の呟きを聞きとったもの、長谷川千雨は突如現れたカモに声を遮られてしまう。だが、彼女の胸にはそれがしこりとなって残された。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ