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ソードアート・オンライン『明星の勇者』
ギルド(仮)結成!その名も…
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22:13


はじまりの街西区広間


広間には大勢というか食堂にいたプレイヤー達がみんな見つめるなか俺はスモールソードを構えて向こうのムラマサは曲刀《タルワーン》を両手で持つ。


カイン「さてと……」



ムラマサ「いざ!尋常に…」


カイン&ムラマサ「勝負!」


そして同時に動きだした。





何故こんなことになったのかそれは数分前に遡る。



カイン「手合わせ…デュエルしろってことか?」



ムラマサ「その通り…カイン殿がギルドの長になるのならばそれ相応の力を見せてもらわねば…」


カイン「なるほど…わかったなら初撃決戦で俺はスモールソードを使うアニールブレイドだと武器の差も出てくるしその上貴重な武器だからなそれとソードスキルもなし…これていいか?」


ムラマサ「承知した」



そんなわけで初撃決戦がはじまったのであった。


ムラマサ「おおおおっ!」


カイン「はああっ!」


互いの振るう武器がぶつかり合う。


ムラマサ「くっ!そこぉっ!」


ムラマサは後退し低い姿勢で踏み込み横に払う。


カイン「ぐっ!」


俺はスモールソードで受け止めそのまま鍔迫り合いに持ち込む。


カイン「あんた、本当にビギナーか?腕にはかなり覚えがあると見えるが?」


ムラマサ「私は現実では武術を身に付けていた…故に!」

ムラマサは俺のスモールソードを弾き俺をよろけさせる。


ムラマサ「私を甘く見ては困る!」


ムラマサは体制を崩した俺に曲刀の横払いを繰り出すが…



カイン「まだだ」


俺はよろけて後ずさっていた体をバクテンで立て直すと同時にムラマサの攻撃を回避する。


ムラマサ「何!」


カイン「これでぇ!」



俺は直ぐに攻撃に転じムラマサは回避行動を取ろうとするが少し間に合わず肩に肉薄で当たりHPが減る…よって



WIN KAIN


この勝負は俺の勝利だ。



22:30


はじまりの街西区宿屋



カイン「これで俺をギルドリーダーだって認めてくれる?」


ムラマサ「勿論でございます!カイン殿!いや!親方様!」


カイン「お、親方!?」


いやいや、なんか俺飛んでもない呼び名で呼ばれたよ!



男性プレイヤー「あっ!それじゃあ俺、カインさんのこと筆頭って呼ぼ」


何故かムラマサの親方様発言は全員に影響し俺のことをどう呼ぼうかということになった。


カイン「あっ!それと副団長はシリカに決定な」


シリカ「ええええっ!?どう
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