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MS Operative Theory
Z計画(プロジェクト)B
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ムが完成した時期には、主戦場は宇宙へと移行しており、当初のエゥーゴのプランであった「宇宙からの地上拠点攻撃」は現実味の薄いものとなっていた。

 また、グリプス戦役が地球連邦軍の内戦である以上、MSの質が選挙区を左右すると予測されたことや、ティターンズや、ニュータイプ研究所が開発した高性能機に対応する必要性などから、エゥーゴはZガンダムを超える性能を持つMSを望んだ。

 この結果、「Z計画」は継続され、その中で後に「最強のガンダム」と謳われる第四世代MS、MSZ-10(ZZガンダム)が開発されることとなった。
 

■ZZガンダムに対するエゥーゴの要求

 エゥーゴがZZガンダムに求めたものは、単純な戦闘能力だけではなかった。基本的なコンセプトは「RX-78(ガンダム)の復活」であるとともに、ガンダムとGファイター(Gアーマー)の性能を単独で持つことでもあった。

 これは高レベルの火力と機動力、運用柔軟性を兼ね備えることを意味していた。更にZガンダムと同じく、サイズ制限も設けられていた。


@全高20m前後

A火力の充実(ハイ・メガ・キャノン等の装備)

B防御力の充実(各形態で使用しないユニットは、極力最終装甲内に収納する)

C機動性の確保

※A~Cは「単独でGアーマーとしての能力を持つ」という形で実現される。


■Zガンダムから継承されたテクロノジー

●ムーバブル・フレーム

 腹部にコア・ファイターを収納するがセミ・モノコックではなく、上半身と下半身にそれぞれムーバブル・フレームを内蔵する。コア・ファイターは上下のフレームを接続する役目も持っている。


●分散配置式ジェネレーター

 分離状態における出力の維持や、大出力ビーム兵器を搭載し、使用するために、ジェネレーターは各部に分散して配置されている。ジェネレーターの総出力は7.340kWにも達していた。


■ZZガンダムの完成

 ZZガンダムは、コア・ファイター、コア・トップ、コア・ベースの3機から構成される合体変形機構を採用しているが、強度は全体的に高く、翼もシールドとして使用可能であった(フライング・アーマーの技術が転用されていると思われる)。

 武装も出力10.6MW×2のメガ・ビーム・ライフル、出力1.1MWのハイパー・ビーム・サーベル(ビーム・キャノン兼用)、出力50MWの頭部ハイ・メガ・キャノン、42連装ミサイルなど強力なものを標準装備していた。





補足事項

??第1次ネオ・ジオン戦争後の「Z計画」関連機??

 第1次ネオ・ジオン戦争が終結した後、「Z計画」の技術が投入されたと明確に分かるMSは少なくなる。数少ない例外の一つがRGZ-91(リ・ガズィ)で
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