暁 〜小説投稿サイト〜
ラドゥの更新停止作品&短編作品集
第二話 幼稚園ですか
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話



サイド:四季


父さんに稽古をつけてもらいはじめてから、すでに1ヶ月近くたった。

自分でいうのもなんだが、めきめきと力をつけている…たぶん。

比べる相手がいないから、いまいち自分の強さがわからないんだよねえ。
それをいったら父さんは、もう少し上達すれば、相手を用意するといっていた。

なんか「鉄心ちゃんの孫娘なんかがいいわねえ。強いっていってたし。」とかいっていた。

…やばいな。なんかおかしなフラグがたった気がする。

今は気功波の練習をしている。

『気功波』は、本来、体内にある気を体外に放出する攻撃方法で、ドラゴンボールのかめはめ波を思い浮かべてもらえればわかるだろう。

鬼道流は体の身体強化を重視するため、いらないように思うか、そうでもない。
手札は多いほうがいいし、気功波は気の制御能力をあげるのに役にたつ。

鬼道流の気功波の技は二つ。
一つは『魔弾(まだん)』。
小型の気功波で、威力はないが、数がうてるのと、追尾能力を持っているのが利点。

もう一つは、奥義『鬼道砲』。
両手の手のひらを前にむけ、脇に構え、その手のひらに気を収束。そして放つという貫通能力に特化した技。

・・・操気弾とギャリック砲ですね、わかります。

ていうか、操気弾はともかく、なんで王子砲!?そこは普通にかめはめ波でよくない?そこんとこどうなんだ?いや、まあ別にいいけどさ。

そういうわけで、今はその二つの技をいつもの修行場で練習している。

ああ、ちなみに俺がいつも修業をしている場所は、呂家が所有している場所で、そこの山奥で行っている。

呂家ってなにかって?

【呂家】

それは鬼道流の開祖である呂布の息子である“呂星”。彼が各地を回って修行していたときに築き上げた武術家たちのコミュ二ティのことで、現在では流派関係なくただ己の実力を高めるために集まる裏世界最大規模の武術家集団であり、父さんはその呂家の最高幹部である『八神将』の一員らしい。…本当、トンデモ設定多くないか、うちの両親。母さんも元は呂家の武術家だったらしいし。ダンのやつの仕業か?

まあ、呂家の説明はこれでいいだろう。これが結構規模の大きい組織で、全国に修行場を持っているようだ。なんか申し訳ないな。呂家の一員でもない俺がつかっちゃって。


まあ、最近はこんな感じで修業に励んでいる。そして、俺は今、














「こんにちわ、四季君♪」
「こんにちわ、先生。」
幼稚園にいます。

え?なんで幼稚園にいるのかっていわれても、もう俺も五歳だから普通に幼稚園にいくぞ?決して作者が、「あれ、五歳ってことはこいつもう幼稚園いってんじゃね?」とか急に気づいて書い
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ