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中二病が主人公になったら?
第9話
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とおかし。」

と情趣に浸っている、ナルト。
しかしそこへ、まさかの邪魔をする者が入ってきたのである。

「・・・おい、そこのお前。」
「・・・!?」

誰だ、と声を掛けて来た方へ振り返って見れば、そこには黒髪のクールな顔立ちをした少年が立っていた。

「お、お前は・・・うちわサスケか?」
「うち"は"だ!よく覚えておけ!」
「それで、君みたいなエリート君がオレに何のようだ。」
「・・・おい、オレと勝負しろ。」
「・・・ファッ!?」

"まさか、『おい、デュエルしろよ。』的なノリで言ってくるとは・・・。
まさか、お前は『カニ(※不○遊星のこと)』かぁ?実は『カニ』だったのかぁ?ww"

と内心突っ込むナルトであったが、そこをグッと堪えて問う。

「おいおい、何でオレなんかがお前と戦わなきゃなんねぇんだ?」
「この前の演習のとき見てたぞ。敵国の忍び11人を手玉に取っているところを、な・・・。」
「・・・マジで?」

ナルトは、まさか見られているとは思っていなかった。
ましてや、こんな面倒なヤツに。

「オレは強いヤツに興味がある。だからオレと勝負しろ。」

う〜ん、とナルトは考え込む。そして、導き出した答えは・・・?

「い、いや〜・・・て、丁重にお断りしまーす!」

煙玉を5、6個取り出し、特大の煙幕を張ってから"瞬身の術"で一気に逃げるという戦法に出た。
サスケは煙が目に入ったせいで狼狽えているので簡単に撒くことが出来た。
そのまま無事に家に戻ることが出来たのでホッと一息つき、その日の残りは風呂に入るなり歯を磨くなりに当て、そして明日アカデミーに行く支度をしてからベッドに入った。

翌日、身支度を全て終え、家を出ようと扉を開けたが、すぐに閉めてしまった。
何故なら、黒髪の少年、うちはサスケがアパートの前で待ち伏せしていたのである。
まさかの事態に少々冷や汗を流すも、ナルトは影分身をして、本体が窓から出た後で影分身に窓を閉めさせ、バレないようにアカデミーに向かった。

何とか見つからずにアカデミーに着いた。そして、一旦職員室に向かい、先日演習で迷惑をかけたことに対して一応イルカ先生に謝罪を入れてから教室に向かった。

教室に入った瞬間、何故かみんなの視線がナルトに集まったが、別に気にすることはせず、いつも通り窓側の一番後ろの席に座る。すると、何人かがナルトに声を掛けてきた。

「よぉ、ナルト!久しぶりだな!」
「ナルト!アンタ、大丈夫なの!?」
「うぃーす。ケガはもう治ったのか?」

キバ、いの、シカマルの3人にであった。

「大丈夫だ・・・。問題ない・・・。」
「そっか。良かった♪」
「おいおい、抱きつくなって。まだ病み上がりなんだぜ?一応。(う〜ん
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