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Angel Beats! the after story
記憶戻しの野球試合@
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ってないんだからよ!」

それを聞いた瞬間

「あの、その、なんかあんなに怒って悪かったなごめん。」

どんだけ寂しいやつなんだよと思いつつ怒り鎮める。

「いや、こっちこそ騙したような真似してごめんな」

「お互い様だろ」

「ほんっとお前っていい奴だな」

俺らのところにくる人が見えた。

「こんな午前中から一線超えるようなことしないでくれる。」
向かってきた人はゆりたちだった。

そんなことよりもさっきの言葉を否定する。
「「俺たちはそんな関係じゃね!」」

息のあった俺と日向の言葉が余計に怪しくしたらしい。
「やっぱりね」

「音無さんまさか…」

「先輩嘘ですよね、私より音無っちを選ぶなんて」

思わぬ方向に話が進んでいる状況に俺と日向は言葉が出なかった。

「ユイちゃん、男ってこんなものよ」

なんとしてでも誤解を解くために俺らは全力で弁解する。

「誤解だ、かなで!俺と日向はそんな気持ち悪い関係ではなく、
もっと純粋に「付き合ってる」んだ。ってゆりお前俺の言葉にかぶせてくんな!」

俺はゆりの方を見るとゆりはとぼけて口笛を吹いている。

(甘いな音無弁解というのはこうするのさ)

日向は小声でそんなことを言いユイの前に立つ。

「ユイ、聞いてくれ!俺の性癖はいたってノーマルだ、だから俺は
「音無」が好きだ!」ってうおォい、ゆりてめぇーなんで言葉をかぶせてくんだよ!」

またしてもゆりは口笛を吹いている。

そんな俺たちの弁解を聞いた2人はというと

「安心してください。私は音無さんが誰と付き合ってようと私たちは友達ですよ。」

かなでの優しすぎるその言葉に違う意味で涙が出てくる。

そして日向たちはというと

「やっぱり先輩は私より音無っちの方が好きだなんて私たちの関係は遊びだったんですか…」

「ちっがーーう!断じて違うぞ!俺が好きなのは「音無」だーーー!ってまたかよ」

今、弁解をすることを諦めた俺は日向に同情しながら見ている。

「そ、そんな 夕日に向かって叫ぶみたいに断言されたら私もう…」

もう諦めたらしい日向は上を向いて自分の青春に別れを告げていた。

そんなとき、ゆりが笑顔でいう。

「かなで、ユイちゃんもうこの辺にしときましょ、あまりからかいすぎると可哀想だからね」

「からかう」という言葉に俺と日向は反応した。

「私も見てて可哀想になってきちゃいましたから。」

「先輩たちの慌ててようマジで面白かったすよ。」

突然の変化に戸惑っが俺たちはようやく今の状況に納得がいったが

「「ふ、ふ、ふざけるなーーー!!俺たちがどれだけ泣きたくなったかわかってんのかよ」」


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